第57回 教育科学研究会全国大会 『いい教育ってなんだろう?』「子どものしあわせ 大人もしあわせ」

2018 8
10日(金) 11日(土) 12日(日)

会場:法政第二中高等学校
主催:教育科学研究会・神奈川大会実行委員会
後援:神奈川新聞社・神奈川県民間教育研究団体協議会

パンフレット PDF

- 参加費 -

大会当日「受付」にて承ります

<全日参加>

教職員(フルタイム常勤)5,000円
一般3,000円
大学生・
院生
1,000円
高校生
以下
無料

<1日参加>

教職員(フルタイム常勤)2,500円
一般1,000円
大学生・
院生
500円
高校生
以下
無料

- キッズルーム -

7月31日までの事前申し込み制です。
詳しくはこちらまでお問い合わせ下さい。

スケジュール

810
(金)

10:00 - 12:00教科研講座
12:00 - 13:00昼食
13:00 - 15:40はじめの集い&記念講演
16:00 - 18:30教育問題フォーラム
19:00 - 21:00夕食交流会

詳しく

811
(土)

9:30 - 12:00分科会①
12:00 - 13:00昼食
13:00 - 17:00分科会②
17:15 -総会

詳しく

812
(日)

09:30 - 12:00分科会③
12:00 - 13:00昼食
13:00 - 15:00おわりの集い

詳しく

8/10(金) 10:00 - 12:00
教科研講座

講座名 内容 担当
① 学級通信を書いてみよう 困難でも学級通信を書く人が増えます。実践の発信は多彩。継続の工夫や多彩な通信(教科通信)の紹介も。 霜村三二(埼玉)
西田 佳(東京)
② それでも私は教師になる? 難しいけどおもしろい、つらいけど楽しい、やめたいけど続けたい …教師のしごとの悩みと魅力を語りあいます。 山﨑隆夫(東京)
佐藤 博(東京)
③ 今さら…聞いちゃおう、言っちゃおう学校への?や! 参加者が日頃抱く学校への疑問、学校の***を出し合って、多方向からの「光」で学校の今を映し出します。 宮下 聡(東京)
篠崎 修(神奈川)
④ 中学校道徳教科書を読む 中学校道徳教科書の検定とその問題点を考える。教科書を挟んで、政治と教育のあり方を問う。 鈴木敏夫(東京)
佐藤広美(東京)
⑤ 若手高校教師 生徒とつくる3年間 高校の3年間は生徒にとって教師にとってどんな意味があるのでしょうか?若手とベテランで考え合います。 宮田雅己(神奈川)
矢後正子(神奈川)

8/10(金) 13:00 - 15:40
はじめの集い

神奈川大会実行委員会がこれまで積み上げてきた
学習・交流の集大成としてのパフォーマンスでお迎えします。

【あいさつ】 佐貫 浩(教科研委員長・大会実行委員長)

【会場校あいさつ】 北詰昌敬さん(法政第二中高等学校校長)

基調報告

佐藤広美

『教育学と教育実践は、 子どものしあわせにどういう力になれるのか』

佐藤広美
(教科研副委員長)

記念講演

望月衣塑子さん

『進む政治の私物化 瓦解する官僚たち~安倍政権とメディア~』

望月衣塑子さん
(東京新聞社会部記者)

8/10(金) 16:00 - 18:30
教育問題フォーラム


教育の世界で起こっている様々な問題を、大きな視点から鋭く深く切り込む、分科会分野を超えた野心的な企画です。

フォーラム名・テーマ 討論の柱 世話人
A. 学力と教育課程 ─教育振興基本計画のもとで
  • 学習指導要領が順次実施されるなか、学力と教育課程に創意工夫を
  • 第3次教育振興基本計画(エビデンス・証拠を伴う PDCAサイクル)の縛りの構造
  • 子ども・青年と教師にとって、望ましい学力とそれを保障する教育課程を探る

梅原利夫(東京)
本田伊克(宮城)
B. 教師の働き方改革 ─学校・部活・教育条件整備 「働き方改革」が喧伝されていますが、教師を病休や退職に追い込む学校の現状を、部活や教育条件などのいくつかの側面から明らかにします。 佐藤 隆(山梨)
福井雅英(滋賀)
C. 排除されがちな子ども・若者と地域で向き合う 貧困や民族的出自などにより、学校や社会から排除されがちな子ども・若者たちが拠りどころにできる地域の居場所づくり 富田充保(神奈川)
南出吉祥(岐阜)
D. 憲法「改正」と私たちの教育 憲法 9条「改正」阻止、平和と人権を進める。現代の危機を切り拓く日本国憲法の価値を改めて読み解き、子ども・若者の憲法意識と教育の課題を問う。 佐貫 浩(東京)
佐藤広美(東京)
E. 公教育の未来 今後の科学技術革新、少子高齢化、世界情勢の変化などを踏まえて、 2030年代以降の公教育像を展望する。 山本宏樹(東京)
神代健彦(京都)

8/10(金) 19:00 - 21:00
夕食交流会

大会初日・二日目の内容を振り返り、食事をともにしながら語り合いましょう。
ご当地名物、地酒、銘菓など,お土産大歓迎!

※ 参加費4,000円、学生・院生2,000円
参加申込みは当日「受付」でお願いします。

8/11(土) 9:30 - 12:00 /
13:00 - 15:00
8/12(日) 9:30 - 12:00

分科会

分科会名・テーマ 討論の柱 世話人
1. 子どもの生活と文化
学校で、放課後に子どもたちはいまどうしているか?
  • 家庭・学校・地域での子どもの生活実態とその背景をとらえ直し、生活文化のあり方を考える。
泉 宣宏(東京)
五十嵐マリ子(神奈川)
2. 青年期の教育
社会とつながる場としての高校
  • 社会的自立という課題に向き合う青年期において、社会とつながり、出会っていける場としての高校の可能性を探る
矢後正子(神奈川)
南出吉祥(岐阜)
3. 能力・発達・学習
表現を促し共有し深める教育とは?
  • 夜間中学に集う人々が求め、表現したい教育
  • 思春期、青年期の生き方と切り結ぶ授業を創る
  • 地域における子どもたちの表現を繋ぐ取り組み
富田充保(神奈川)
かわさきあつこ(神奈川)
4. 身体と教育
子どもの“生きづらさ”から「身体と教育」を考える
  • 生活環境と「身体と教育」
  • 社会情勢と「身体と教育」
  • 学校教育と「身体と教育」
水田嘉美(神奈川)
横田誠仁(東京)
5. 美的能力と教育
子ども・青年にとって表現することの意味を探る
  • 一人の子どもの誕生から10歳までの美術表現
  • 小学校での学級劇の展開
  • 困難を抱えた青年たちの美術
今給黎博子(神奈川)
山田康彦(三重)
6. ことばと教育
主権者を育てることばと教育の創造
  • ことばの豊かな発達とコミュニケーション
  • ことばを育てる国語・外国語の授業
  • 生活に根ざして紡ぐ自己表現活動
神 郁雄(東京)
瀧口 優(東京)
7. 社会認識と平和
地域 −日本−アジアを串ざしにする社会認識を育む
  • 教科書問題と歴史教育実践
  • 高校「公共」
  • 朝鮮学校と多文化教育
  • 過疎地・地域づくりと教育
金馬国晴(神奈川)
神原昭彦(東京)
8. 自然認識と教育
子ども・青年の自然認識の発達課題を探る
  • 青年の自然認識の現状と危うさに目を向け、本質的な教育実践課題とその打開の糸口を探ります。
三石初雄(東京)
木村 功(神奈川)
9. 道徳性の発達と教育
社会転換期の道徳教育
  • 新中学校道徳科教科書
  • 学年で取り組む中学校平和教育
  • どの子にも安心の学級
  • 社会転換期の道徳教育実践
奥平康照(東京)
藤田昌士(埼玉)
10. 教育課程と評価
教室と学校の日常から教育課程をたちあげる
  • 国による授業実践の統制と画一化に対抗して、子ども・若者の創造的で自主的な学びを保障する教育課程・授業づくりを考える
本田伊克(宮城)
桜井恵子(神奈川)
11. 学校づくり
いまを生きる子どもと共に学校をつくる
  • 若手教師の抱える課題……若手の語る学校の姿
  • スタンダード化が進む学校……現代の管理主義教育の問題
  • 教師の働き方改革を考える
境 光春(神奈川)
田沼 朗(山梨)
12. 地域と教育
地域に「居場所と学びの場」をつくる
  • 中学生の学習支援を目的とした学校外での「無料塾」
  • 学校内のスペースに設けられた高校の「カフェ」。そこに彼らの学びと成長がある。
細金恒男(東京)
篠崎 修(神奈川)
13. 政治と教育
安倍政権下の教育政策とわたしたちの課題
  • 権力による教育価値統制を考える
  • 次世代学校構想、学校再編のなかでの地域・学校の課題
  • 主権者教育を考える
中田康彦(東京)
新井秀明(神奈川)
14. 性と教育
自立と共生 子どもたちの性をどう育むか
  • 現代の子ども・教師と性
  • 共に生きる主体を育むには〜多様な性と家族
  • ジェンダー観を考える授業
中嶋みさき(東京)
森下育代(神奈川)
15. 発達障害と教育
子どもの理解を軸に据えた実践をつくる
  • 発達障害等のある子どもの理解を深める
  • 「自己の育ち」を支える実践をつくる
福家珠美(神奈川)
小池雄逸(東京)
16. 現代の子育てと親・おとな
子ども・若者の生存・発達・学習のためのおとなの共同
  • 子どもが考えている「人生」と「幸福」
  • 子どもの生存・発達・学習を支える保護者・援助職・教師の共同
川崎晶子(神奈川)
田中孝彦(東京)
17. 教師の危機と希望
いま、教師の育ち方と働き方を再考する
  • 教師教育は今どうなっているのか
  • 教師の危機を乗り越える。支える人と場所
  • 教師の仕事と生き方を考える
佐藤 隆(山梨)
大前 博(神奈川)
18. 教室と授業を語る
どうする?教科道徳 学ぼう!社会科の授業づくり
  • 教科道徳で揺らぐ教室の民主主義。「子どもの声」を大切にした道徳、社会科の授業づくりを考える。
西田 佳(東京)
日達 綾(神奈川)

8/11(土) 17:15 -
教科研総会

全国から教科研メンバーが集う機会です


8/12(日) 13:00 - 15:00
おわりの集い

『子どもの願いを共に生きる教育実践を』
〜教科研研究活動方針を考える〜

●発題 佐貫浩(教科研委員長)─現場からの応答 ─討論

子どもをどうとらえるか、どんな教育実践が求められているのか、
教育学研究はそこにいかに関わりうるのか、教育の現場から問う


会場

法政第二中高等学校

〒211-0031 神奈川県川崎市中原区木月大町6-1  Google Maps

電車での
アクセス

  • 武蔵小杉駅(JR 南武線・東急東横線・JR 横須賀総武線)下車徒歩 15 分

※【宿泊】斡旋等は行いません。参加者の皆様ご自身で、早めにお申し込みください。
※ 【昼食】 学生食堂がご利用いただけます。近くの飲食店もご利用下さい。

法政第二中高等学校 WEBサイト

お問い合わせ

教育科学研究会事務所
電話:火・金 13:00〜17:00

03-3235-0622

〒162-0818 東京都新宿区築地町19小野ビル2階

もしくは以下のフォームをご利用下さい