12月号 とびらのことば 学校を「窒息状態」に追い込む統制
■特集1 教育への「行政犯罪」
・教師には「教育の自由」と「身分的安定」が必要─国際的視野から日本のいまを問う● 八木英二
・若い教師たちに会いに行く─困難と希望を聴くことの意味● 霜村三二
・働きがいのある学校は子どもにも居心地がいい● 伊藤辰久
・「安倍教育改革」の先取りを競う北海道● 山田守成
・「不当な支配」が止まらない─全国各地の教員統制の実際● 小池真人・佐久間洋平・村石真依子・鈴木敏夫・武者一弘・
小林克己・久冨善之
・異常・違法な教科書採択への行政介入● 小林善亮
・安倍内閣のゼロトレランス型教員管理政策のゆくえ● 佐藤修司
■特集2 子どものネット依存とLINEの世界
・ソーシャルメディアを漂流する子どもたち● 加納寛子
・LINE─簡単・便利・悲痛な人間関係● 古野陽一
・子どもがLINEにハマるしくみ● 今度珠美
・日常的にとりくむメディア・リテラシー実践● 佐藤和紀
<毎日がチャレンジ!> 教室の「くもり」を晴れに● 丸田香織
<ちいさな教材・教具たち>子どもをつなぐ集団遊び● 篠崎純子
<世界の子ども・若者事情>ストリートで生きる子どもたちバングラデシュ① ● 東 浩乃
<映画評>『あの頃、君を追いかけた』● 佐藤 博
<書評>久冨ほか編『ペダゴジーの社会学─バーンスティン理論とその射程』● 小玉重夫
<子どもと本>パターソン『パンとバラ─ローザとジェイクの物語』● 田代康子
<教育月報>● 高津芳則
『教育』2013年(NO.804 〜 )総目次
11月号 とびらのことば 学校を「窒息状態」に追い込む統制
■特集1 誰がつくる学校か 学校参加の可能性
・「学級崩壊」からはじまった学校参加● 佐藤智恵子
・「平能君」と「平能先生」の狭間で● 平能修
・議論や協働のプロセスで当事者が学び育ちあう● 内山由香里
・「子ども参加」に見出す希望─「四者協議会」による中学校改革● 坂本徳雄
・三者の協議で育つ生徒と学校● 石川秀和
・三部制高校で「開かれた学校づくり」は可能か? ● 菊地克則
・自治の力を育み主権者・市民を育む● 武者一弘
・「生徒参加の学校づくり」と特別権力関係論● 宮下与兵衛
・学校参加の実践的・研究的意義と国際的動向● 中田康彦
■特集2 保育園に入れない!
・「保活」のきびしさから「保育園増やし隊」結成─東京都杉並区・勝連千賀子さんに聞く
・子ども・子育て支援法関連3法と新制度のゆくえ● 村山祐一
・寒風に揺れる北海道の子育て環境● 河野和枝
・<毎日がチャレンジ!> 「先生」と呼んでくれた● 山形奈津美
・<子どもの風景>「友だち」のチカラ● 大木一彦
・<ちいさな教材・教具たち>お店やさんごっこ● 上野陽子
・<読書と私>愉しみの読書、鎮めの書● 前田晶子
・<世界の子ども・若者事情>価値教育─歴史・思想を生活のなかにキューバ② ● 金馬国晴
・<私の誌面批評>教育費政策の諸側面● 田中耕二郎
・<書評>佐藤秀樹『あの日からもずっと、福島・渡利で子育てしています』● 加藤宣子
教育科学研究会編『いじめと向きあう』● 小林勝年
野々垣 務編『ある教師の戦後史─戦後派教師の実践に学ぶ』● 土屋基規
・<子どもと本>キャスリン・アースキン『モッキンバード』● 鈴木佐喜子
10月号 とびらのことば 教育制度の「貧困」を問いなおす
■特集1 教育費「貧乏物語」
・46歳元同級生 奨学金をめぐる対話● 大内裕和
・公教育費抑制の手法と問題─子どもの貧困解消に向けて● 谷口聡
・就学前教育・保育の財政と費用負担─国際比較の視点から● 浜野 隆
・授業料・教科書代という言葉がなくなるように─学校に通うことを私たちの権利に● 白根木碧38
・貧困をとおして社会を知る、学ぶ、動かす● 岩井佑樹
・データで読み解く教員給与削減の意味● 山﨑洋介
・被災地で子どもの暮らしをサポートする● 濱ゆり
・社会的排除を受ける若者の支援と地域づくり● 青砥 恭
■特集2 教師のワーク・ライフ・バランス
・[座談会]パパ・ママ教師が仕事と子育てを語る● 立川 明・市ノ瀬彩花・竹田恭子・佐藤直行・森本香織・片岡洋子
・音楽三昧の日々─演奏する楽しみ・聴く楽しみ● 秋元正猛
・教師として、セクシュアル・マイノリティとして● 田中武史
・言いたいことは言い、やりたいことはやる● 鳴島真紀
・<毎日がチャレンジ!> できる喜びを与えたい● 井上大輔
・<子どもの風景>新しい扉をあけながら… ● 大河未来
・<ちいさな教材・教具たち>みんなでつくった学芸会● 小川ゆき
・<世界の子ども・若者事情>過密な時間割、入試・就職との連続キューバ① ● 金馬国晴
・<私の誌面批評>「政治が強いる道徳を超え」るとは● 松浦勉
・<映画評>『ハンナ・アーレント』● 佐藤博
・<書評>西野・金・小野沢責任編集『「慰安婦」バッシングを越えて─「河野談話」と日本責任』● 一盛真
・<子どもと本>田中彩子『天狗ノオト』● 石井郁子
・<教育月報>● 高津芳則
9月号 とびらのことば「真に人間的なるもの」を問う
■特集1 政治が強いる道徳を超えて
・政治が強いる道徳、政治を破る道徳│痛みへの共感と豊かな社会への意思● 佐藤広美
・平等のモラルを築くために● 吉崎祥司
・道徳教育の歴史に学ぶ│道徳の教科化を考えるために● 広瀬信
・道徳教科化への現場からの反論● 笠井英彦
・障がいとともに生きる少女と道徳の授業● 鈴木和雄
・「他者と出会う」歴史教育はいかにして可能か?│「暴力と迫害」の世界を超えて● 菅間正道
・4・28「主権回復の日」と倫理的想像力● 一盛真
・在特会のヘイト・スピーチの実態と法的対策│表現の自由を守るために● 前田朗
■特集2 スポーツ部活動と体罰
・あの光景を思い出すたびよみがえる恐怖心│私の被体罰経験● 小原紬
・体罰を是認する二つの「鎖」● 神谷拓
・部活動でなぜ体罰が起きるのか● 水田嘉美
・教師をめざす大学生の体罰・いじめへの意識● 島公介
・子どもの「最善の利益」を考えたスポーツ文化を● 横田誠仁
・スポーツ部活動から体罰・暴力をなくす共同を● 石川正士
・<負けへんで大阪の教育・子育て>人情の町・大阪で広がる共同│これまでのとりくみと成果● 宮城登
・<毎日がチャレンジ!> 訴えもつぶやきも受けとめる● 青葉真弓
・<子どもの風景>いま、これが楽しみなんだ● 松下義一
・<ちいさな教材・教具たち>面積消失トリック● 照山幸子
・<読書と私>本の世界からの侵略者、ノーム● 渡邉由之
・<私の誌面批評>教育の道理を深化させ、批判の力に● 本田清春
・<書評>教育科学研究会編『子どもの生活世界と子ども理解』● 山田守成
・<子どもと本>原田マハ『楽園のカンヴァス』● 片岡洋子
・<教育月報>● 高津芳則
8月号 とびらのことば 「大阪から日本の教育を考える」
■特集「負けへんで 大阪の教育・子育て」
・橋下徹氏の動機と「成功」の秘訣│大阪府・市の新自由主義教育改革● 中嶋哲彦
・大阪の「教育改革」と子育て・教育の道理│3月集会・シンポジウムの発言より● 田中孝彦
・「職員室のカナリア」として教育の変化を感じとる● 青木麻衣
・保護者は教育改革を望んでいる│思いに寄り添う言葉を探して● 大前ちなみ
・大阪・西成で何が起こっているのか│「子どもの家事業」の現状● 生田武志
・歴史教育を歪曲する動きに抗って│教え子の学びと成長● 平井美津子
・橋下「教育改革」を許さない力は現場に● 山口隆
・教育改革は誰のものか│改革論議の構図から浮かび上がる課題● 中田康彦
■第52回教育科学研究会全国大会のご案内
・教育における大阪と全国の共同を
・教育フォーラムに向けて
大阪の教育│困難から希望・展望へ● 馬場野成和・今滝憲雄
いじめの理解と課題を問い直す● 佐藤博
学校教育のなかで、価値選択的課題をどう位置づけていくか● 三石初雄
いま、学校と学力・教育課程を問い直す● 本田伊克
安倍教育改革は暴走するのか? ● 佐藤修司
・分科会のご案内
・<毎日がチャレンジ!> もっと踊りたい! 七頭舞● 川渕和美
・<子どもの風景>耕太君が来た! ● 山﨑隆夫
・<ちいさな教材・教具たち>植物の生きる力から学ぶ● 斉藤淑子
・<教育情報>「慰安婦」暴言を問う│ジェンダー平等教育の視点から● 中嶋みさき
・<私の誌面批評>地域に根ざす教育・実践の重要性● 梅澤希恵
・<世界の子ども・若者事情>2つの国をつなぐ架け橋にベラルーシ● 古澤晃
・<映画評>『はじまりのみち』● 佐藤博
・<書評>斎藤『安倍改憲政権の正体』、佐藤・勝野『安倍政権で教育はどう変わるか』● 久保田貢
・<書評>三上昭彦『教育委員会制度論│歴史的動態と〈再生〉の展望』● 佐藤修司
・<子どもと本>ブラッドベリ『シフト』● 田代康子
・<教育月報>● 高津芳則
・<研究会・部会のお知らせ>
7月号 とびらのことば 「 地域が育てる学力、地域を育てる学力」
■特集「地域、子どもが生きる場所」
・地域に生きる「生活者」としての子どもと学力│北方性教育運動の視点から● 土屋直人
・岩手・沿岸被災地域に生きる子どもたち 嶋崎幸子さん・田屋保子さんに聞く● 佐藤広美・佐藤修司・土屋直人
・わかること 生きること 地域に根ざす● 佐藤 隆
・地域を調べ、つながり、未来をつくる│「地域まるごと博物館」「ヒロシマ紙芝居づくり」● 吉田武彦
・未来をひらく地域のなかの学校行事● 廣田 健
・地域を舞台に全校創作オペレッタ│震災を乗り越えて● 宍戸保子
・高校生、地域に入る│美暎で学び、美暎をつくる● 宮下与兵衛
・「学力向上路線」からの離脱│茨城県美浦村の教育構想と具体的施策の数々● 門脇厚司
・シリーズ●被災地の子どもと学校 福島から秋田へ避難者の子育てと子育ち● 紺野 祐
・<毎日がチャレンジ!> 「負」も語れる関係に● 藤澤 学
・<子どもの風景>みんながいのちを見たとき● 糸岡清一
・<ちいさな教材・教具たち>歴史を学ぶおもしろさを● 中尾 忍
・<読書と私>詩を読む日々を積み重ね● 内糸俊男
・<教育情報>大学教育におけるFD政策│誰のため、何のための「質保証」か● 松浦 勉
・<世界の子ども・若者事情>全寮制高校の1日ナミビア● 社澤一史
・<書評>山本作兵衛、田川市石炭資料館監修『筑豊炭鉱絵物語』● 一盛 真
・<書評>白木次男『それでも私たちは教師だ│子どもたちと共に希望を紡ぐ』● 井上大樹
・<子どもと本>荒川 弘『銀の匙│Silver Spoon』● 鈴木佐喜子
・<教育月報>● 高津芳則
・4月号・お詑びと訂正
・第52回教育科学研究会全国大会・大阪大会のご案内
6月号 とびらのことば 「 安倍政権は子どもをどこへ連れゆくのか」
■特集「安倍教育改革」批判
・競争・分断・孤立を超える共同へ│安倍内閣の教育改革の本質と方法批判● 佐貫浩
・改憲型新自由主義に向かう安倍政権のベクトル● 二宮厚美
・憲法における「イデオロギー」と「ユートピア」─自民党改憲案が描く社会と教育● 植松健一
・〈コラム>安倍晋三と日本教育再生機構● 佐藤広美
・「欠陥子ども」モデルは何を見落としているか―安倍内閣の「いじめ問題」対策● 久冨善之
・「道徳」の教科化と道徳教科書● 藤田昌士
・教育目標が強制されるシステム─教育振興基本計画と教育の目標管理● 大橋基博
・教育統制としての教員給与問題─「駆け込み退職」をめぐる法的問題を含めて● 髙橋哲
・教育支配をねらう3側面の攻撃─安倍政権の「教職員政策」と学校、教育● 今谷賢二
・教育の自由を支える民主主義─安倍政権下の教育委員会「改革」批判● 荒井文昭
・いま地方の教育現場は…全国各地から● 池田考司・大山圭湖・長尾ゆり
・安倍晋三における保守主義・ナショナリズムと教育● 長谷川 裕
・講座「教育実践と教育学の再生」第1巻
『子どもの生活世界と子ども理解』を読んで● 中山晴生・藪内恵
・<毎日がチャレンジ!> 完璧じゃないからおもしろい● 岩村高志
・<子どもの風景>手をつなぐ。● 大河未来
・<ちいさな教材・教具たち>マンガで「当事者意識」を育てる● 佐藤広也
・<世界の子ども・若者事情>辺境に生きる子どもの夢と学び世界を旅して● 中尾和則
・<私の誌面批評>授業は子どもたちと教師の作品● 吉益敏文
・<映画評>『愛、アムール』● 佐藤博
・<書評>中西新太郎『「問題」としての青少年─現代日本の〈文化・社会>構造』● 大谷直史
・<子どもと本>ソーニャ・ハートネット『真夜中の動物園』● 川上蓉子
・教育月報● 高津芳則
・第52回教育科学研究会全国大会のご案内
5月号 とびらのことば 「学ぶ喜びをとおして未来を築く」
■特集1 授業の魅力
・授業に流れる時間と質を問う● 山﨑隆夫
・「荒れる」子どもたちの心をつかむ―わたしを変えた子どもたち● 田所恭介
・「矛盾見つけた!」―「対立」で深まる学び● 山村孝行
・心に地域を刻む英語の授業● 大口久克
・話しあいと、証明の問い直し―「リスク」の視点で授業を読む● 子安潤
・「あこがれの授業」をめざして―どこで悩み、何を迷うか● 荒金 毅・横山千佳・藤本早織・石垣雅也
・授業という世界―日常のなかで起こり続ける小さな奇跡たち● 佐久間亜紀
■特集2 戦後教育学を考える
・戦後教育学の「はじまり」と「批判」について● 佐藤広美
・『教育』に見る子ども・青年像の変化―1945~1975年● 仲嶺政光
・新自由主義の時代に近代学校批判を継承する―1970年代以降の教育学の課題● 松田洋介
・戦後教育学における「国家と教育」―国民の教育権論を中心に● 福島賢二
・特別論文
正解のない「いじめ問題」をジグソー学習で● 戸賀沢亮子
・<毎日がチャレンジ!> 輪のようにつながりたい● 坂木あすな
・<子どもの風景>通信・文集、このよきもの● 松下義一
・<ちいさな教材・教具たち>どの学年でも側転を! ● 石井崇史
・<読書と私>軽鉄道と夕陽と﹁食﹂と● やまもとけいこ
・<いま学校で>こんな研修おかしくない? ● 吉益敏文
・<私の誌面批評>「君よ、教室のソクラテスたれ」● 菅間正道
・<書評>米倉史隆『子ども兵を知っていますか?』● 藤迫千夏
・<書評>鶴見俊輔著・黒川創編﹃鶴見俊輔コレクション1・2﹄● 小林洋司
・<子どもと本>ウィンター『ろばのとしょかん』、ブラウン『こないかな、ロバのとしょかん』● 三輪ほう子
・教育月報● 高津芳則
4月号 とびらのことば 「子どもと生きる哲学への誘い」
■特集1 教師を生きる哲学
・教える姿勢のすきまににじみ出るもの│個人的体験にもとづく学校と教育の意義● 汐見稔幸
・教師になった君へ│大人と子どもの世界の「執りなし役」を生きる● 清眞人
・「希望の足場」をかける│教育の本質について● 豊泉周治
・日常の生活や子どもの姿から学んだ哲学● 太田一徹
・「子どもといっしょにいること」だけは譲れない│子どもに学びながら私らしく歩んでいく● 山口貴子
・苦悩のなかにもかすかな光を求めて● 志摩章
・地域に育てられ、地域で生きていく子どもたち● 嶋崎幸子
・生徒とともに学びをつくり、学びを楽しむ● 米山宏史
・教師を生きる〝哲学〞を探して● 佐藤 博
■特集2 問われる教育委員会
・地域の大人の共同を基盤に│東京・国立市の教育委員の経験から● 中村雅子
・教育委員会活性化の可能性│福岡・春日市教育委員会の事例から● 日髙和美
・教育委員会論の争点│廃止・任意設置論と活性化論のはざま● 佐藤修司
・<毎日がチャレンジ!> 新米先生、そろそろ卒業● 竹井真理
・<子どもの風景>安心を実感するとき● 河野伸枝
・<ちいさな教材・教具たち>居場所と対話を生み出す学級通信● 石垣雅也
・<世界の子ども・若者事情> 国際結婚と日本語継承 カナダ● 児島明
・<私の誌面批評>「福島」特集にかける責任と挑戦● 久保田貢
・<映画評>『故郷よ』● 佐藤博
・<書評>世取山洋介ほか編『公教育の無償性を実現する│教育財政法の再構築』● 竹山トシエ
・<子どもと本>パウゼヴァング『そこに僕らは居合わせた│語り伝える、ナチス・ドイツ下の記憶』● 川上蓉子
・教育月報● 高津芳則
・3月集会のご案内
3月号 とびらのことば 「福島から伝えたいこと」
■特集 あの日からの「福島」と教育
・[座談会]
福島県双葉郡の教育長に聞く─原発災害と教育行政の挑戦● 武内敏英・庄野富士男・髙橋尚子+ 境野健兒・細金恒男・片岡洋子・佐藤広美・藤田和也
・子どもを被曝から守ること、そして移動教室の意義● 宍戸仙助
・心と体のケアとともに成長を促すとりくみを─震災後の子どもたちと学校● 井戸川あけみ
・高校生たちの作品と思い─震災体験を問い続ける● 小林みゆき
・子どもたちの歓声が野良にこだまする日まで─農の力で希望の種を蒔く● 菅野正寿
・被災者の分断と葛藤─いわき市の場合 川副早央里
・フクシマが問う原発立地自治体の地域づくり● 多久和祥司
・[講演より]
アーサー・ビナード 夏の線引き─核兵器と核燃料を見破る法 第51回教育科学研究会全国大会「はじめの集い」記念講演● 中嶋みさき
・<毎日がチャレンジ!> 自分の言葉が生まれた瞬間● 鹿島正彦
・<子どもの風景>秘密の木の洞の物語● 山﨑隆夫
・<ちいさな教材・教具たち>「職人仕事」をしよう● 宮川義弘
・<いま学校で>先の見えない不安はいまも● 石田 諭
・<読書と私>「いま」の私に寄り添ってくれる旬の本たち● きのしたよしこ
・<世界の子ども・若者事情> 異年齢の子どもが同じ教室で学ぶ ウガンダ● 兼平奈緒美
・<私の読面批評>政治と教育の間● 藤田 毅
・<書評>阿部 彩『弱者の居場所がない社会─貧困・格差と社会的包摂』● 井上大樹
中野敏男『詩歌と戦争─白秋と民衆、総力戦への「道」』● 松浦 勉
・<子どもと本>デヴィッド・ギルモア『父と息子のフィルム・クラブ』● 片岡洋子
<教育月報>● 高津芳則
・3月集会のご案内
2月号 とびらのことば 「忌避の思想を克服し「政治」を創造する」
■特集1 せめぎあう政治と教育
・「悪の陳腐さ」をもたらす政治と、教師の倫理● 佐藤広美
・政治は「福島」を守ったか?─新たな政治教育の課題● 慶徳芳夫
・学び、経験し、発信する─高校生とともに学んで考えたこと● 石川秀和
・議論が分かれることこそ学校で─社長と組合青年部長の「Wコラボ」講演会● 佐藤 功
・「お祭り」のなかで若者が政治と出会うとき─マヌケな社会とマヌケな自分に向きあう● 矢内琴江
・「声をあげれば社会は変わる」感覚を取り戻す─首都園青年ユニオンの実践に学ぶ● 河添 誠
・争点としての「主権者教育」● 久保田 貢
・沖縄の日本「復帰」と教育─元沖縄県知事から● 大田昌秀
■特集2 貧困・家族・支援
・「子どもの貧困」を受けとめ学校全体でとりくむ● 小山治男
・「学ぶ権利」は贅沢ではない─岡山市での就学援助集団申請のとりくみ● 岡村真沙子
・子どもも親も教師も孤立感・切迫感のなかに─「相談室」から見る学校・教師● 田中寿太郎
・ひとり親世帯の経済的貧困とネットワーク● 一盛 真・大谷直史・香川志都
・つながりの貧困と排除をめぐって● 仲野 誠
・<毎日がチャレンジ!> 心を許してくれたたけしくん● 後藤裕亮
・<子どもの風景> 指導するってどういうこと? ● 糸岡清一
・<ちいさな教材・教具たち> ものづくりの精神● 柿澤 壽
・<いま学校で> 「分母」ってなぜ「母」なの● 濵田郁夫
・<世界の子ども・若者事情> やりたいことができる環境を少しずつ タンザニア● 新島絵里奈
・<映画評> 『さなぎ─学校に行きたくない』● 佐藤 博
・<書評> 楠 凡之『自閉症スペクトラム障害の子どもへの発達援助と学級づくり● 赤木和重
菅野正寿・長谷川 浩編著『放射能に克つ農の営み』● 塩谷弘康
・<子どもと本> ルータ・セペティス『灰色の地平線のかなたに』● 石井郁子
・<教育月報>●高津芳則
1月号 とびらのことば 「高校再編」が問いかけるもの
■特集1 変わる高校・変えられる高校
・高校教育論の再構築に向けて● 児美川孝一郎
・東京の高校再編で失われたもの・失われなかったもの● 河合美喜夫
・「学びたい」を駆り立てる● 澤山 春
・進学校の開かれた学校づくりと学びあい● 小池由美子
・「卒業するのがもったいない」│子どもも先生も育ちあえるところ● 浦田直樹・小山 民
・新しい「都立高校改革推進計画」を読み解く│これまでの「改革」と国際比較から● 天野一哉
・「高校再編」の傍らですすむ﹇教育-福祉-労働﹈の協同● 南出吉祥
■特集2 教師の適格性と分限処分
・教員の分限処分取り消し訴訟● 津田玄児
・指導力不足教員問題を考える│分限処分を視野に、東京の状況を踏まえて● 鈴木敏夫
・「再任用更新拒否裁判」の原告となって│ずさんで恣意的な「雇い止め」に異議あり● 杉浦孝雄
・教師の尊厳性が破壊される指導改善研修│その人権侵害の実際● 蘆名猛夫
・<特別論文>
小さな村の小さい学校の魅力││北海道・西興部村から● 細金恒男
・<毎日がチャレンジ!> スモールステップで● 西坂 明
・<ちいさな教材・教具たち>ぶつぶつ棒人間ストーリー● 篠崎純子
・<いま学校で>被災地の学校はいま● 瀬成田 実
・<読書と私>ヒト・モノ・コトとの出会いの軌跡● 丹野春香
・<世界の子ども>・若者事情 知的障害のある若者の会 カンボジア● 磯部陽子
・<私の誌面批評>わたしたちの学力論をわかりやすく● 木下ひさし
・<映画評>『桐島、部活やめるってよ』● 佐藤 博
・<書評>徳永 進『死ぬのは、こわい?』● 訓覇 浩
・<子どもと本>ふじわらこういち『だ~れだ?』『おしり?』『びゅ~ん びょ~ん』● 三輪ほう子
・<教育月報>●高津芳則