『教育 』2015年総目次


12月号 とびらのことば ●「シメる教育」を超えて
■特集1 シメない教育のすすめ
・追いつめられた教師たちの「汚れた手」──教育実践の科学と倫理について● 山本宏樹
・行動主義を緩める教育実践へ● 河合隆平
・歪みにとらわれると見えなくなるもの● 増田 陽
・子どもの行為の理由を問うことと「指導」● 城山 要
・北風でもなく太陽でもなく● 高原史朗
・子どもが自己を形づくっていくための教育を──3氏の実践に寄せて● 片岡洋子

■特集2 実践記録 書いてみた・読み解いてみた
・「一つの花」の語り手を考える● 西田 佳
・西田実践を読み解く 一つの授業、二つの旅● 中村(新井)清二
・34年後に「人口ゼロ」は本当なのか● 濵田郁夫
・濵田実践を読んで 学校教育と実生活を結ぶ● 杉浦由香里
・居場所・拠点としての学習・学校● 池田考司
・池田実践の読み解き 学校における居場所と学び● 南出吉祥

・<毎日がチャレンジ!> もう、心が離れることはない! ● 高木乃愛
・<子どもの風景>話をきちんと聞いていた生徒● 大木一彦
・<ちいさな教材・教具たち>「おむすび探偵団」で楽しむ数学の世界● 中塚史行
・<「学校メガネ」をはずしてみたら?> 「なぜ戦争は起こるの?」● 赤坂卓範
・<フィンランドからのたより>入学 緩やかな学びの道● 藤井ニエメラみどり
・<円窓より> ジェンダーのまなざし二重のマイノリティという視点● 杉田真衣
・<書評>黒坂愛衣『ハンセン病家族たちの物語』● 石田 雄
・    久保田貢『知っていますか? 日本の戦争』● 佐藤広美
・<映画>『顔のないヒトラーたち』● 佐藤 博
・<子どもと本>カレン・ヘス作、伊藤比呂美+西更訳『リフカの旅』● 鈴木佐喜子
・<私の誌面批評>「平和、民主主義ってこれだ!」をめざして● 鈴木敏夫
・『教育』2015 年(№ 828 ~ 839)総目次
・『教育』読者の会
・教科研常任委員会だより
・教育月報● 高津芳則
・編集後記

11月号 とびらのことば ●安保法成立、教育ができること
■特集1 安保法制と18歳選挙権
・インタビュー 集団的自衛権と憲法、テロ・武力紛争について聞く● 伊勢﨑賢治
・沖縄から若い世代へのメッセージ――沖縄戦と戦後沖縄の現実から● 石原昌家
・政治における身体性――奪われた「声」を取り戻すために● 南出吉祥
・政治教育で18歳を市民に!――「民主主義ってナンダ」に応える学びをつくるために● 杉浦真理
・こんな政治教育こそ 教科研からの発信
・①全生活過程で当事者意識を● 山本健慈
・②参加と「公」の形成● 太田政男
・③歴史に学ぶ、生活者として考える、主体的に表現する● 福井雅英
・④社会につながる好機● 池上東湖
・⑤一歩を踏み出す勇気と歴史に学ぶことの大切さ● 牛田守彦
・戦後70年について子どもたちに語る● 片岡洋子


■特集2 「ノンエリート青年」の学びと自立
・問われる「大学の社会的意義」││大学は「刀鍛冶」を育てるのか「野鍛冶」を育てるのか● 川口洋誉
・いま、ノンエリート大学について論じてほしいこと││大学と社会とのつながりを深めるために● 居神 浩
・ノンエリートという「強み」を生かす● 荒木奈美
・座談会 短大・専門学校における教育と学び● 久保健太/竹石聖子/植上一希

・<毎日がチャレンジ!> 子どもの言葉に驚き、励まされる● 前田 葵
・<子どもの風景>戦後70年、「戦争ができる国元年」を止めたい● 松下義一
・<ちいさな教材・教具たち>4色から世界へ● 神原昭彦
・<「学校メガネ」をはずしてみたら?> コント「地方創生」と「全国学テ」● 中山晴生
・<フィンランドからのたより>ネウボラ―切れ目のない子育て支援● 藤井ニエメラみどり
・<円窓より>教職論の「ジェンダー・バイアス」● 中嶋みさき
・<書評>佐竹直子『獄中メモは問う―作文教育が罪にされた時代』● 太田一徹
・      安川寿之輔『福沢諭吉の教育論と女性論―「誤読」による〈福沢神話〉の虚妄を砕く』● 松浦 勉
・<読書と私>「戦死者のお墓調べ」で出会った本● 渡部豊彦
・<子どもと本>いとうみく『空へ』● 片岡洋子
・<私の誌面批評>心揺さぶられ、「ふるえる」思い。● 綿貫公平
・『教育』読者の会
・教科研常任委員会だより
・教育月報● 高津芳則
・編集後記

10月号 とびらのことば ●社会的承認の再構築を目指して
■特集1 「承認不在」社会と子どもたち
・社会的承認のゆらぎと制度保障● 山田哲也
・乳幼児期の大切な自己承認● 平松知子
・人との信頼あるつながりを軸に● 河野伸枝
・若者支援における社会的承認の再構築● 村澤和多里
・野宿者襲撃殺人事件の衝撃│なぜ少年たちは野宿者を殺すのか● 生田武志
・学校関係者の貧困認識の特徴とそれが提起する課題● 盛満弥生

■特集2 いま、特別支援学校は
・特別支援学校における子ども理解と教育実践の課題● 三木裕和
・楽しさの共有を求めて● 渡辺まみ
・青春の太鼓部│「一音入魂~わかばの響き」● 原 まゆみ
・病弱教育に求められるもの● 佐藤比呂二

・<教育情報>学校統合の新手引と新基準● 武者一弘
・<毎日がチャレンジ!> うれしくて寂しくて、一緒に泣いた● 宮下遼士
・<子どもの風景>雨の日だって遠足だ~い! ● 山﨑隆夫
・<「学校メガネ」をはずしてみたら?> オヤジたち、かっこいい● 霜村三二
・<フィンランドからのたより>子どもたちの充電期間 2カ月半の夏休み● 藤井ニエメラみどり
・<円窓より>自然体のジェンダー・バイアス・フリー―特別支援の子どもたちが教えてくれたこと● 福田和恵
・<書評>『大田堯自撰集成』(全4巻)● 河合 務
・<映画>『セバスチャン・サルガド―地球へのラブレター』● 佐藤 博
・<子どもと本>棚園正一『学校へ行けない僕と9人の先生』● 石井郁子
・<私の誌面批評>高校生の政治参加と「政治的中立」● 河合美喜夫
・追悼・「身体と教育」部会代表・日本体育大学名誉教授 正木健雄さんを偲ぶ● 中森孜郎
・<『教育』読者の会>
・<教科研常任委員会だより>
・<教育月報>● 高津芳則
・<編集後記>
9月号 とびらのことば ●「中立」性の名による権力の教育介入を批判する
■特集1 「政治的中立」と教育の公正
・「中立」という名の言論統制● 小森陽一
・各地の実態報告 教育内容と価値に介入する権力─政治的中立性を侵す教育行政
千葉県の実教日本史教科書採択妨害─今、反撃の時● 前田恒久/北海道教委による「不適切授業」調査と介入─授業案まで点検● 飯塚正樹/足立区が主導する公教育破壊と市場化─「学力向上」施策がはらむ危険● 児玉洋介/大阪・教育センターによる教育への介入─単元指導計画などの強要● 大瀬良 篤/〈各地の報告からみえてくるもの〉教育に浸透する国家─今、政治的中立とは何かを考える● 佐貫 浩
・「真理の代理人」としての教師の役割と使命● 福島賢二
・教育の「質保証」と教育行政の中立性● 勝野正章
・教科書は何に依拠して書かれるべきか● 今野日出晴
・僕の〝政治の授業〟はどうだったろうか? ─選択講座「政治・経済演習」を受講した卒業生との対話● 菅間正道

■特集2 家庭科に出会う
・子どもと広げる家庭科の学び● 山田 綾
・20年たった男女共学家庭科● 齊藤弘子
・家庭科で、文化や科学の根源を学ぶ● 菊野 暁
・いのちとくらしを守る家庭科──社会とかかわり、自分らしく生きる● 森下育代
・熱く意見を交わそう!「除染」について● 轡田徳子
・「生活者としての自立」を共有する● 中嶋みさき

・<毎日がチャレンジ!> 出発は2年生6人の小さな学級● 赤松紗季帆
・<子どもの風景>自分を見失う● 糸岡清一
・<ちいさな教材・教具たち>ITCで気軽に自作教材─高校英語での一実践● 徳長誠一
・<「学校メガネ」をはずしてみたら?> 悲しきかな、現代版〝カラス族〟● 天木糸子
・<フィンランドからのたより>基礎学校卒業と入試のない高校入学● 藤井ニエメラみどり
・<円窓より> ジェンダーのまなざしカタカナの名前─私の原体験● 山本ケイ子
・<書評>『内山節著作集』● 柳原邦光
・<読書と私>私の根っこにある数冊の本● 有賀剛志
・<子どもと本>松本聰美作・渡邊智子絵『声の出ないぼくとマリさんの一週間』● 川上蓉子
・<私の誌面批評>地域の自由と自治の歴史を問う● 吉益敏文
・追悼・佐々木享先生のご逝去を悼んで● 佐藤史人
・<教育月報>● 高津芳則
・<『教育』読者の会>
・<教科研常任委員会だより>
・<編集後記>

8月号 とびらのことば ●ローカルな世界から自由と自治を  
■特集1 地域と学校に自由と自治を 松本大会を迎える
・「地方消滅」論を超えて● 細金恒男
・満蒙開拓青少年義勇軍送出と長野県教育● 原 英章
・学校は住民の財産││長野県の教育運動● 原 貞次郎
・地域をつくる主権者を育てる● 宮下与兵衛
・小規模高校の存続と地域││高知県調査の中間報告● 境野健兒/細金恒男/宮本和夫

■特集2 戦後70年 教育の目的と自由を問い直す
・人間の尊厳を実現する教育目的のあり方● 佐貫 浩
・教育は自由の空気のなかでこそ● 佐藤 隆
・現実と向きあう人間と教育を考える● 佐藤広美

・<毎日がチャレンジ!> たっちゃんだって、頑張ってる! ● すもも先生
・<子どもの風景>観察ノート● 大江未知
・<ちいさな教材・教具たち>騒々しいから想像へ、そして創造の力へ―アニマシオンの日々● 佐藤広也
・<「学校メガネ」をはずしてみたら?> バカヤロー解散● 中田 雪
・<フィンランドからのたより>仮装で楽しむ春のお祭りヴァップ● 藤井ニエメラみどり
・<円窓より>それでも世の中変わります│外の世界に出てみたら● 中川美保子
・<書評>嘉納英明『沖縄の子どもと地域の教育力』● 一盛 真
・     北河賢三『戦後史のなかの生活記録運動―東北農村の青年・女性たち』● 黒川みどり
・<映画>『サンドラの週末』● 佐藤 博
・<子どもと本>アレクサンドラ・ミジェリンスカ&ダニエル・ミジェリンスキ『マップス 新・世界図絵』● 三輪ほう子
・<私の誌面批評>排除と標準化に抗う道行きとは● 富田充保
・<教育月報>● 高津芳則
・『教育』読者の会
・第54回教育科学研究会全国大会・第57回長野県民間教育研究大会 合同研究集会(松本大会)のご案内
・教科研常任委員会だより
・編集後記

7月号 とびらのことば ●これからの民主主義を模索する学校体験を
■特集1 子どもの学校体験物語
・日本の学校と子どもたちの学校体験● 久冨善之
・学校だからこそ出会える体験を● 原田真知子
・「恢復・物語形成・共生・市民化」の場● 池田考司
・「不登校」と生きる● 烏野早矢
・「非行」少年少女たちの学校体験││インタビュー調査から見えたもの● 春野すみれ
・先生から預かった荷物● 本多実幸
・私の原点・生徒会活動● 阿世知 淳
・卒業生が教えてくれたこと● 佐藤 博

■特集2 民族問題と多文化共生に向き合う
・「日本人」の自己認識と多文化共生● 一盛 真
・日本社会で生きる朝鮮学校の子どもたち● 藤代隆介
・ルーツを大切にする日本語国際学級● 善元幸夫
・川幅の狭まる場所で生きる人々││カナダ・ケベック州の「マイノリティ」たち● 矢内琴江

・<毎日がチャレンジ!> 愛おしい朝が待ち遠しくて● 鈴木良壽
・<子どもの風景>それぞれの違いを受けとめて● 河野伸枝
・<ちいさな教材・教具たち>遊びで子どもがつながる● 上野陽子
・<「学校メガネ」をはずしてみたら?> ぼくの好きな先生● 赤坂卓範
・<フィンランドからのたより>15歳!人生初の職業体験●藤井ニエメラみどり
・<円窓より>性の多様性を理解すること● 田村綾乃
・<書評>仲田陽一『知られざる中国の教育改革―超格差社会の子ども・学校の実像』● 渡部宗助
・<読書と私>いつか来た道―読後、友人と熱く語りあいたい● 廣瀬 愛8
・<子どもと本>大今良時『聲の形』(全7巻)● 片岡洋子
・<私の誌面批評>「疑問をもつ」ために● 久保田貢
・<教育月報>● 高津芳則
・『教育』読者の会
・第54回教育科学研究会全国大会・第57回長野県民間教育研究大会 合同研究集会(松本大会)のご案内
・教科研常任委員会だより
・編集後記

6月号 とびらのことば ●未来に手渡す歴史教育を
■特集1 問われる歴史認識と教科書
・歴史認識の〝逆流〟を超える──国民の歴史認識と歴史教育の課題● 大日方純夫
・いま生きている場を見つめ直せる歴史感覚とは● 中西新太郎
・女性史・ジェンダー史からみる近代史● 早川紀代
・子どもに伝えたい日本の歴史──中学歴史教科書をジェンダー視点で検討して見えてきたもの● 寺島芳江
・教科書統制の新段階──広がる採択妨害と強まる検定基準● 鈴木敏夫
・吉見裁判とは何か、その争点は● 加藤圭木

■特集2 子どもが性と向きあうとき
・戦後、性の位置づけは変化したか● 浅野富美枝
・「いのちの大切さを学ぶ」授業──市内サークルの活動と性教育● 児玉 希
・10歳を祝おう──育ちゆく体とわたし● 天沼 文
・制服は着たくない──カミングアウトしたTさん● 松本順子
・社会規範と性教育の役割● 中嶋みさき

・<毎日がチャレンジ!> 楽しいの「しっぽ」見えるかな● スマイル先生
・<子どもの風景>全員参加の卒業式● 大木一彦
・<ちいさな教材・教具たち>「だじゃれ路線図」● 金坂美穂
・<「学校メガネ」をはずしてみたら?>「ハイ、ハイ」ばかりでいいの? ● 霜村三二
・<フィンランドからのたより>曜日によって異なる始業時間● 藤井ニエメラみどり
・<円窓より>男性教師は囚われからの解放をめざす● 神原昭彦
・<書評>庵功雄ほか『「やさしい日本語」は何を目指すか』● 小笠原 拓
・    桜井恵子『近代日本算術教育史』● 本田伊克
・<映画>『人の望みの喜びよ』● 佐藤 博
・<子どもと本>マイケル・モーパーゴ作、佐藤見果夢訳『希望の海へ』● 鈴木佐喜子
・<私の誌面批評>「生きづらさ」をともに歩む● すぎむらなおみ
・<教育月報>● 高津芳則
・『教育』読者の会
・第54回教育科学研究会全国大会・第57回長野県民間教育研究大会合同研究集会(松本大会)のご案内 1
・教科研常任委員会だより
・編集後記
5月号 とびらのことば ●「生きづらさ」への共感でつながる
■特集1 女子の生きづらさ
・仁藤夢乃さんへのインタビュー――女の子たちと、一緒に生きていけるようになりたい● 矢内琴江
・「笑・泣・悩」いっぱいの女子とともに● 山口貴子
・女子の関係を解きほぐす● 加納昌美
・4人の少女の物語││生きる土台を奪われても● 山形志保
・「生きづらさ」が女をつなぐ● 片岡洋子

■特集2 道徳の「教科化」批判
・良心と道徳意識が育つために――国家主義と市場原理との戦い● 佐藤和夫
・道徳教科化にどう向き合うか● 松下良平
・教科「道徳」と科目「公共」の検討● 鶴田敦子
・「教室の民主主義」とシティズンシップ教育● 中村(新井)清二
・「いい子」を揺さぶる道徳授業の試み● 池見修三

・講座「教育実践と教育学の再生」別巻『戦後日本の教育と教育学』を読む
第2部、16の教育実践批評を「読みつないで」みえてくるもの● 本田伊克

・<毎日がチャレンジ!>「最悪の学級開き」を超えて● 朝瀬貴吏
・<子どもの風景>「子ども流行前線」を伴走しながら● 松下義一
・<ちいさな教材・教具たち>ことば遊びをとおして● 菅沼謙太郎
・<「学校メガネ」をはずしてみたら?> ♪ジャイアンの歌♪って、歌ってみると気持ちいい! ● 中山晴生
・<フィンランドからのたより>息子たちの日本語学習● 藤井ニエメラみどり
・<円窓より>「かわいさ」って何?││「女子」学生と「男性」教員との︿出会い﹀から● 本田伊克
・<書評>大友良英『学校で教えてくれない音楽』● 鈴木慎一朗
・    仁藤夢乃『女子高生の裏社会――「関係性の貧困」に生きる少女たち』● 岡 研司
・<読書と私>「子どもの本の魅力」● 香月かおり
・<子どもと本>山口理作・最上さちこ絵『時のむこうに――いま、ここにいる』● 石井郁子
・<私の誌面批評>教師が子どもに応えるとき● 中村麻由子
・<教育月報>●高津芳則
・『教育』読者の会
・教科研常任委員会だより
・編集後記
4月号 とびらのことば ●「学校スタンダード」を越えて
■特集1 教室にやわらかな出会いを
・その子らしい物語を描くということ――学校と教育の未来● 汐見稔幸
・大切にしたい、4月「はじまり」の時● 城山 要
・急がなくていい、子どもはゆっくりつながっていく● 渡辺克哉
・その不安定さに活気が宿る││未知への出立をささえる● 金子 奨
・固い指導統制は子どもと学校に何をもたらすか● 小林克己
・「子どもに合った学校」とは何かを問い、語るために● 河合隆平
・なぜ今、ゼロ・トレランスが波及するのか――後期近代における教育的信念のポリティクス● 山本宏樹

■特集2 「縛り」をすり抜ける
・教育越冬隊● 岩川直樹
・詩のことばがあふれる教室に● 西間木紀彰
・脱力系教師のススメ● 瀬原徹郎
・子どもと歩む、楽しむ、寄り添う、考え続ける● 倭 佑香
・絵本の力を借りる● 宮崎大策
・創作の楽しさ――中学生と短歌● 白石典子
・「縛り」の痛みに教師の「問い」がひそむ● 村越含博

・<毎日がチャレンジ!> 涙も笑顔も子どもとともに● 成澤実花
・<子どもの風景>ぼくなんか生きていたってしょうがない! ● 山﨑隆夫
・<ちいさな教材・教具たち>始まりは笑顔と言葉かけで● 山崎 綾
・<「学校メガネ」をはずしてみたら?> まちがいだらけの僕らの教室3年A組● 中田 雪
・新連載<フィンランドからのたより>異国で暮らして14年● 藤井ニエメラみどり
・<円窓より>「家庭科」の視点で見る~平和と生活● 鈴木博美
・<書評>水無田気流『シングルマザーの貧困』● 大谷直史
・    日本社会教育学会編『アイヌ民族・先住民族教育の現在』● 渡部忠治
・<映画>『アゲイン―― 28年目の甲子園』● 佐藤 博
・<子どもと本>カズノ・コハラ『おばけやしきにおひっこし』ほか3冊● 三輪ほう子
・<私の誌面批評>水俣と福島―二極構造を超える● 青木真理
・<教育情報>地方自治が教育を変える―民主的な学校づくりをめざす韓国の教育革新● 出羽孝行
・<教育月報>● 高津芳則
・3月集会のご案内
・『教育』読者の会
・教科研常任委員会だより
・編集後記
3月号 とびらのことば ● 受苦体験を越えて語る
■特集1 体験を語る福島で、水俣で、
・インタビュー 水俣病事件といのちの思想● 緒方正人
・魚湧わく海の記憶といのちの思想――水俣病事件の命みょう濁じょくから教育を考える● 一盛 真
・田中裕一 「水俣病の授業」はどうつくられたか● 安藤聡彦
・水俣病の教訓を学級内に活かす● 松本剛史
・ふくしま発・農の力と市民の力による持続可能な社会――災害を乗り越えて、輝く東北の食と農● 菅野正寿
・原発事故の向こうに見えること● 片岡輝美
・災禍における人間と教育の可能性● 佐藤広美

■特集2 6・3・3制の解体と学校再編
・「平成の学制大改革」批判――いま、6 ・3 ・3制をどう考えるか● 佐貫 浩
・施設一体型小中一貫校100校の現状と課題● 山本由美
・高大接続と大学入試制度改革の行方● 光本 滋
・現場教師から見た中高一貫教育の諸問題● 上條隆志
・中学生の視点で、6・3・3制を考える● 佐藤 博

・講座「教育実践と教育学の再生」別巻『戦後日本の教育と教育学』を読む● 古里貴士
・合評会より「実践記録」の戦後教育史的意味● 田中武雄

・<毎日がチャレンジ>学級はチームだからね● 真木丘新一
・<子どもの風景>「ごめんなさい」は誰が言う● 大江未知
・<ちいさな教材・教具たち>「等身大」で大震災を学ぶ● 奥田みやま
・<「学校メガネ」をはずしてみたら?> 嫌いなピーマン● 赤坂卓範
・<世界の子ども・若者事情>〈カナダ〉若者の瞳が映し出すもの● 矢内琴江
・<円窓より ジェンダーのまなざし>二重規範を超える● 望月一枝
・<書評>明神勲『戦後史の汚点 レッド・パージ―GHQの指示という「神話」を検証する』● 松浦 勉
・<読書と私>『一銭五厘たちの横丁』と私● 神原昭彦
・<子どもと本>『よふかしにんじゃ』『あかにんじゃ』『おにぎりにんじゃ』● 田代康子
・<私の誌面批評>他者とつながっているからだ● 田代康子
・<教育月報>● 高津芳則
・3月集会のご案内
・『教育』読者の会
・教科研常任委員会だより
・編集後記

2月号 とびらのことば ● 他者と世界にひらかれていくからだを
■特集1 子どものからだを育む文化を
・動き、感じ、つくりだす媒体としてのからだ● 渡辺貴裕
・いま、子どもの〝からだ〟はどうなっているか● 野井真吾
・人間のすべての基本としてのからだ● サライ美奈
・ぶつかりあう、ふれあうおもしろさを1年生に● 大江未知
・からだへのアプローチ││学校でできること● 照屋 洋
・こころとからだを拓く森林活動││総合学習﹁からだ﹂をとおして● 宮川雅道
・性的なからだとの出会い││愛おしむからだ・こころ・性の学習● 金子由美子

■特集2 教育の民主主義を求めて
・教育科学研究会 2014年 第53回全国大会・東京大会より
・記念講演安倍政権の暴走をストップさせ、憲法改悪を許さないために● 宇都宮健児
・おわりの集い教育の民主主義のコモン・センスを求めて――政治にコミットする高校生・大学生のリレートーク● 佐竹美紀/おもち/岩井佑樹

・<毎日がチャレンジ! 本音が響きあう教室● 社 悠歌
・<子どもの風景>母の死 みんなのやさしさ● 糸岡清一
・<ちいさな教材・教具たち>日本語指導と子ども理解● 大原裕子
・<「学校メガネ」をはずしてみたら?> 宝物はランドセルに入れて● 中田 雪
・<世界の子ども・若者事情>〈カンボジア〉カンボジアでの学びと今後● 吉田和樹
・<円窓よりジェンダーのまなざし>「共学」と「別学」︱ドラマ「ごめんね青春!」によせて● 中嶋みさき
・<書評>マララ・ユスフザイ+クリスティーナ・ラム『わたしはマララ』● 齋藤史夫
・<映画評>『6才のボクが、大人になるまで。』● 佐藤 博
・<子どもと本>相沢沙呼『雨の降る日は学校に行かない』● 川上蓉子
・<私の誌面批評>共感的・応答的関係が拓く希望● 福島裕敏
・<教育情報>「ミッションの再定義」とは? ● 中山裕一郎
・教育月報● 高津芳則
・『教育』読者の会
・教科研常任委員会だより
・編集後記

1月号 とびらのことば ● 教師の希望 教育の困難を超えて
■特集1 人間としての教師へ
・教育の非人間化をのり越える戦略● 佐藤隆
・苦闘する学校現場から
 ①考え続ける、立ち止まって● 管野あゆみ
 ②子どもをまるごと受けとめたい● 高梨古都
 ③「顔の見えない教育」に抗って● 岩村高志
 ④「職員室」と「同世代」を見つめる● 大田義和
 ⑤人間らしく働く姿を見せたい● 石川美喜子
・集い、学び合う活動を組織しよう● 内藤修司
・子どもたちから学んで、子どもたちと歩む● 阿部俊樹
・教師はなぜ傷つくのか?――教師として人間として生きるための「処方箋」● 筒井潤子
・教科研は「教師の困難」にどうとり組んだのか――教科研「教師部会」「教師の危機と希望分科会」の歩み● 久冨善之

■特集2 老人と子ども
・「老い」を見つめる二つの詩と子どもたち● 山﨑隆夫
・社会にむきあい、時代をひらく「老い」● 佐藤広美
・絵本のなかの「じじ・ばば」● 岩辺泰吏
・自分たちにとってお年寄りとは… ● 澁谷隆行
・私の「介護実践」から学ぶもの││「介護の社会化」● 野中一也
・教育の非人間化をのり越える戦略● 佐藤 隆

・<毎日がチャレンジ!> 一緒の時間を増やすことで● 前谷佑樹
・<子どもの風景>タンポポ一輪● 河野伸枝
・<ちいさな教材・教具たち>世界と外国語でつながろう● 滝澤富明
・<「学校メガネ」をはずしてみたら?> 〝ワカンナイ〟先生● 天木糸子
・<世界の子ども・若者事情>〈韓国〉逆走する子どもたちの価値観● 南 銀伊
・<円窓より ジェンダーのまなざし> 日本軍「慰安婦」の授業● 金子真知子
・<書評>野村俊幸『カナリアたちの警鐘』● 久冨善之
・    松島泰勝『琉球独立論』● 一盛 真
・<読書と私>乙川優三郎の世界● 太田政男
・<子どもと本>マイケル・ウィリアムズ『路上のストライカー』● 田代康子
・<私の誌面批評>希望のありかを求めて● 八塚憲郎
・<こだま>高知県教育科学研究会 第41回夏季集会 報告● 藤田 毅
・『教育』読者の会
・教育月報
・教科研常任委員会だより
・編集後記
12月号 とびらのことば ●混迷・激動の時代の高校教育を考える
■特集1 高校で変わる未来 競争する高校 地域に生きる高校
・学びの空洞化を超えて――高校教育再構築の課題● 横井敏郎
・過熱する競争の臨界――佐賀と東京の高校教育から● 井上正允
・地域の高校存続と地域づくり――福島・金山町の事例から● 境野健兒・細金恒男
・地域と協働した高校改革――島根・隠岐の試み● 岩本 悠
・高校「単数化」の時代へ――長野県地域高校調査2014 ● 宮本和夫
・長野県の高校再編の動向――多様化と統廃合に抗う力● 有賀剛志
・大阪の新たな「高校再編整備計画」について● 与田 徹


■特集2 揺れ惑う科学研究
・市民の科学リテラシーとその課題● 川勝 博
・「著者問題」から考える不正行為の背景● 湯川やよい
・データでみる大学院のいま● 舞田敏彦
・手記 若手研究者のいま● 山田りさ・篠田 陽・吉田 司・玉木博章

・<書評>『医学的根拠とは何か』『医学者は公害事件で何をしてきたのか』● 神原昭彦
・<毎日がチャレンジ!> 何気ない一瞬が宝物● 佐藤光音
・<子どもの風景>かっこいい先輩● 大木一彦
・<ちいさな教材・教具たち>部活動が創る地域防災教材● 小尾 靖
・<「学校メガネ」をはずしてみたら?> 美輪さん、タカラヅカ、AKB… ● 霜村三二
・<世界の子ども・若者事情>女性たちの「楓の春」● 矢内琴江
・<円窓より ジェンダーのまなざし> 選択的夫婦別姓が進まない● 松崎康裕
・<映画評>『幸せのありか』● 佐藤 博
・<子どもと本>山口進『カブトムシ 山に帰る』● 片岡洋子
・<私の誌面批評>子どももおとなも、楽しくなくっちゃ学校じゃない● 磯貝広芳
・<教育情報>「ここから」裁判最高裁判決の意義と性教育の現在● 谷森櫻子
・<こだま>「私たちの『教育の民主主義 宣言』」│北海道で集会● 池田考司
・追悼 第1回教科研賞『川口港から外港へ』著者 鈴木正氣さんを偲ぶ● 木戸口正宏
・『教育』読者の会
・『教育』2014年総目次
・教育月報
・教科研常任委員会だより
・編集後記
11月号 とびらのことば ● PTAを語る、希望を紡ぐ
■特集1 PTA再考
・民主主義の場としてのPTA ● 荒井文昭
・どうせやるなら面白いことを――中学校でのPTA体験記● 片岡洋子
・私の世界を広げてくれた「PTA」● 新藤節子
・保護者はぜったいにパートナー――抗いをともにするために● 霜村三二
・PTA活動から学んだこと、そしてこれから――教師の立場で● 石井郁子
・座談会 PTA役員の本音トーク● 前田彩音/トミー/森野梨沙/青木ゆみ/穂高歩
・三者の協同でつくる学校と保護者● 日向祐子
・PTAと教職員組合の共同in長野● 藤原栄治
・PTAの歴史――親の教育権の視点から● 葛西耕介

■特集2 教育のICT化・問題と可能性
・情報化がもたらす教育の未来と現実――メディア情報リテラシー教育がめざすもの● 坂本旬
・山積するデジタル教科書導入にかかわる諸問題││出版の現場から● 吉田典裕
・「なにこれ?」 都立高校のICT化● 菅晴子
・教育にICTは要らない? ● 糸岡清一
・<シリーズ●被災地の子どもと学校> 被災地を語る、についての考察● 土屋明広
・<講座「教育実践と教育学の再生」第4巻>『地域・労働・貧困と教育』を読む教育・ヒューマニズムによる現代の貧困克服への挑戦● 安達智則

・<毎日がチャレンジ>裕太の右ストレート● 横田海
・<子どもの風景>愚直に「平和といのちのいま」を問い続けて● 松下義一
・<ちいさな教材・教具たち>いのちの学習● 下鳥美奈
・<学校メガネをはずしてみたら>「なんで人間ができたの?」● 赤坂卓範
・<円窓より ジェンダーのまなざし>弾圧とニーズ―ジレンマにもがく性教育● 山田恭士
・<書評>『障害児教育という名に値するもの』● 丸山啓史
・<読書と私>「言葉の根、読書の道」● 前田幹夫
・<子どもと本>濱野京子『石を抱くエイリアン』● 石井郁子
・<私の誌面批評>僕らに教えて世界の不思議を● 泉宜宏
・<教育月報>● 高津芳則
・教科研常任委員会だより
・編集後記


10月号 とびらのことば ●「学力テスト体制」を問い直す
■特集1 「学力テスト体制」黒書
・「テスト収斂システム」が教育を壊す● 金馬国晴
・ネット座談会 「学力テスト体制」の実態に迫る││全国からの発信● 藤村丈博/今井 誠/川瀬友彦/山本忠義/糸岡清一
・現場校長から見た「学力テスト体制」問題││「管理と競争の教育」システム● 平田和孝
・犬山市で何が起こったか││全国学力テスト・教育行政・教育運動● 中嶋哲彦
・学校を歪める行政の「学テ対策」● 内原 圭
・競争ではなく、共創を● 吉澤 潤
・いますぐやめよう! 仙台市学力テスト
   ││調査結果分析からみえる「教育破壊」● 本田伊克/大木一彦
・「学力テスト結果」の社会的背景● 志水宏吉
・疑われる「学テ」と「PISA」の正統性● 八木英二

■特集2 教育と福祉をつなぐ
・わが国におけるスクールソーシャルワークの現在● 山下英三郎
・教育と福祉の協働││子どもとの出会い直しのために● 鈴木庸裕
・児童相談所から考える学校との連携● 小山和利
・子どもの学習支援とサードプレイス● 日野貴博

・<毎日がチャレンジ>心つなぐ「おしゃべりの時間」● 宮崎亮馬
・<子どもの風景>給食時間は〝魔法の物語〟● 山﨑隆夫
・<ちいさな教材・教具たち>ようこそ! 「ヤマニーランド」へ● 山本晃弘
・<「学校メガネ」をはずしてみたら>「あっ、民主主義の授業…デス」● 中山晴生
・<円窓よりジェンダーのまなざし>誰が子育てを担うのか● 戸高七菜
・<書評>『死ぬふりだけでやめとけや 谺雄二詩文集』● 福岡安則
・<書評>『ひとり親家庭』● 矢内琴江
・<映画評>『世界の果ての通学路』● 佐藤 博
・<子どもと本>神田茜『ぼくの守る星』● 鈴木佐喜子
・<私の誌面批評>教師の仕事を問いつづけて● 山口貴子

・<教育月報>● 高津芳則
・教科研常任委員会だより
・編集後記


9月号 とびらのことば ●同調圧力を乗り越え、学校をつくり変える
■特集1 同調圧力と学校の自由
・同調圧力のなかでいまを生きる教師たち● 川村 光
・抵抗のための三つの方法――学校の同化圧力を超える● 山本宏樹
・「増殖する自己」とジェラシー――子どもと若者の同調圧力を考える● 小谷 敏
・開き直った生き抜き方● 立川 明
・教務主任として見えた教育現場の希望● 川谷直樹
・座談会 息苦しさの正体――いま、学校はどうなっているのか
● 小川ゆき/大田義和/山本芳美/佐藤広美/池見修三

■特集2 沖縄の子どもと基地・貧困
・沖縄の子どもを見据えるということ● 一盛 真
・金網を隔てた生活● 山里賢吾
・米軍家族の子どもから見た沖縄と基地――北谷町の砂辺区・宮城区の聞き取りから● 嘉納英明
・コザの子どもたちのいま● 鈴木友一郎
・基地と隣り合わせの子育て――米軍と地域をともにすることの現実● 浅井春夫

・<書評>『沖縄・戦後子ども生活史』● 北上田 源
・<こだま>原発災害のなかの生活綴方実践と「社会科学」│白木次男氏の報告から考えること● 土屋直人
・<毎日がチャレンジ>太一君、手をあげてるよ! ● 谷田川美帆
・<子どもの風景>子どもと笑う● 糸岡清一
・<ちいさな教材・教具たち>「三行日記」で学級づくり● 笠井正宏
・<「学校メガネ」をはずしてみたら>ぐっちゃん先生の「木・金曜日」日記● 谷口誠二
・<世界の子ども・若者事情>サン・パウロの先住民の子ども● 草野友紀子
・<円窓より ジェンダーのまなざし>職場でエピソードを語りあう意味● 福家武子
・<読書と私>言葉の力● 儀間奏子
・<子どもと本>ジョン・ボイン『浮いちゃってるよ、バーナビー!』● 田代康子
・<教育情報>「大飯原発運転差止め・福井地裁判決」を読む● 田中孝彦
・<私の誌面批評>〝私〟が主語の「教育の民主主義 宣言」● 谷村久美子

・『教育』読者の会
・教育月報● 高津芳則
・教科研常任委員会だより
・編集後記


8月号 とびらのことば 「教育の民主主義」体験を発信・交流しよう
■特集1 私の「教育の民主主義 宣言」を
・一人ひとりの「教育の民主主義」体験を発信しよう● 教育科学研究会常任委員会
・リレートーク「教育の民主主義」現場・研究者から/各職種から/『講座』を読んで
・現代日本の抑圧構造と民衆民主主義● 中西新太郎
・総動員体制としての安倍「教育改革」● 中田康彦
・教育の場に民主主義と「人間」を取り戻す● 佐貫 浩

■特集2 いま、教育の争点に挑む
・安倍内閣の教育破壊に抗して● 中田康彦
・教育の震災復興││その現状と課題● 佐藤修司
・若者の政治参加と社会運動● 南出吉祥
・誰のなかにも息づく「教育の民主主義」を呼び起こす● 宮下 聡
・「戦後日本の教育と教育学」について● 佐藤広美

・第53回 教育科学研究会全国大会・東京大会のご案内

・<書評>『地域を変える高校生たち』● 浦野東洋一
・<毎日がチャレンジ>初めての6年生と夢中で生きる● 寺園彩奈
・<子どもの風景>ハードルを越えて● 河野伸枝
・<ちいさな教材・教具たち>「がれき」から大震災を学ぶ● 奥田みやま
・<「学校メガネ」をはずしてみたら>押しつけるからイヤなんです● 霜村三二
・<世界の子ども・若者事情>山越え川越え谷を越え● 北島瑤子
・<円窓よりジェンダーのまなざし>ジェンダーはわかりにくい? ● 中嶋みさき
・<映画評>『ローマの教室で』● 佐藤 博
・<子どもと本>ジークリート・ラウベ『庭師の娘』● 川上蓉子
・<私の誌面批評>この夏はゆっくり自分と向きあって● 阿部俊樹

・教科研常任委員会だより
・編集後記
・教育月報●高津芳則 


7月号 とびらのことば 考えたり感じたりするヒマと自由を取り戻す
■特集1 子どもと教師の放課後・夏休み
・現代社会と自由時間――あるいは「休む」ということ● 大久保孝治
・夏休みを前にして、Wさんへの手紙● 勝野正章
・若い教師にすすめる3つのコミック● 斉木 修
・子どもの生活の場としての学童保育● 住野好久
・杉並の学童クラブ大規模化の10年● 横関恭孝
・津波被災地の学童保育クラブから● 濱口 智
・取り戻したものと失ったままのもの● 佐藤秀樹
・季節の音を聞きながら││児童センターでの4年● 寺田 肇
・放課後はだれのもの?││障害のある子どもたちの放課後活動実践から● 尾形珠代

■特集2 安倍「教育改革」と教科書
・文科省による検定基準・要項の改悪と今後の教科書採択● 吉田典裕
・地教委による特定教科書排除問題● 鈴木敏夫
・竹富町教委に対する文科省是正要求● 山口剛史
・「子どもと学ぶ歴史教科書」をつくる││問いや疑問をいかに引き出すか● 安井俊夫

・第53回 教育科学研究会全国大会・東京大会のご案内

・<毎日がチャレンジ!> 誕生日のプレゼント● 武橋健一
・<子どもの風景>はじめの一歩● 大江未知
・<ちいさな教材・教具たち>「読書感想文」をサポート● 中塚史行
・<「学校メガネ」をはずしてみたら?> 〝学習エンジン〟を回そう● 赤坂卓範
・<世界の子ども・若者事情>路上に出る学生たち● 矢内琴江
・<円窓より>ジェンダーのまなざし家族って何? 家族は自由? ● 山田真理
・<書評>『桑原史成写真集 水俣事件』● 一盛 真
・<読書と私>マンガ『一色高校定時制』● 景山益代
・<子どもと本>ドリアン助川『あん』● 片岡洋子
・<私の誌面批評>若者の将来を準備する教育をつくる● 中尾 忍
・研究会・合評会のお知らせ
・『教育』読者の会
・教育月報● 高津芳則


6月号 とびらのことば 子ども・若者の将来を準備する教育をつくる
■特集1 キャリア教育をつくりかえる
・今、ここにあるキャリア教育へ● 児美川孝一郎
・私たちは、どこに向かっているのだろうか! ● 綿貫公平
・自立した学び手を育てるクラスをつくる● 束原和郎・宮崎充治
・みんなの夢を、みんなで考える● 光真志
・生活現実とキャリア教育● 長野仁志
・地域の土台としての職業高校● 南出吉祥
・働きながら生きる――高卒後の若者たちの「成長」● 木戸口正宏
・大学での資格取得と女性のキャリア教育――ある「女性職」養成の現場の例から● 中嶋みさき
・キャリア教育と学生ユニオン――札幌学生ユニオンの結成● 下郷沙季
・教師として変革期を生きる――キャリア・アップの罠● 佐藤隆

■特集2 食と教育
・食と農はいま切実な教育課題となっている● 中島紀一
・学校給食のあり方とは――市町村合併で給食が変わった● 栗原和子
・地域にねざした学校給食と栄養教諭の役割● 坂内幸子・境野健兒
・学校給食を考える● 境野米子

・追悼 滋賀民研初代所長 小嶋昭道先生を偲ぶ●福井雅英

・<毎日がチャレンジ>ピカピカ1年生との1年間● 棚原秋乃
・<子どもの風景>花をさがす少女● 大木一彦
・<ちいさな教材・教具たち>中綴じステープラーで簡単冊子作り● 石垣雅也
・<学校メガネをはずしてみたら>イイ加減派の教師でいたい● 霜村三二
・<世界の子ども・若者事情>多言語社会の子どもの言語教育● チモシェンコ・ナターリア
・<円窓より>働き続ける女性たち● 門晶子
・<書評>『「復興」と学校―被災地のエスノグラフィー』● 山田哲也
・<映画評>『夢は牛のお医者さん』● 佐藤 博
・<子どもと本>福田隆浩『ふたり』● 石井郁子
・<私の誌面批評>シリアスな現実を〝生き生きと”「凌ぐ」ために●菅間正道
・<教育月報>● 高津芳則


5月号  とびらのことば 若さが探る教育の希望と反転再生
■特集1 若手教師のリアル生き凌ぐ技法(アート)
・若い教師の〝忙しさ〟を問う● 堤由紀子
・座談会若手教師の生き凌ぎかた● 池田彩子・鈴木 有・神原光・山口勇也・中村清二
・授業のなかの重みと喜び││不全感を大切に● 川渕和美
・〝どっこい〟子どもと向き合って● 川村もえこ
・教科研で広がり深まる仲間とのつながり● 内海まゆみ
・子どもとのズレから学んだ「子ども理解」● 米田 梢
・めざせ!〝ステキな先生〟││非正規教員として見つめた10年● 田中功児
・近年の若手教師をめぐる議論の展開と課題││﹃教育﹄における若手教師の「語り」から● 大日方真史

■特集2 子どもの「うつ」
・子どもの「うつ病」への理解――どう気づくか、支えるか● 田中 哲
・発達障害と感情・気分の落ち込みや高揚││滋賀大キッズカレッジで見える発達の事実から● 窪島 務
・スクールソーシャルワークを通してみた子どもの「うつ」● 山田恵子
・生きづらさを抱える子どもたちを包み込む学校に● 藤森由子
・いつでも完璧を求められる子どもたち● 青木礼子

・講座「教育実践と教育学の再生」第5巻
『3・11と教育改革』を読む「3・11」と「教育改革」の切り結び方● 清水睦美

・<毎日がチャレンジ>明るくやさしい2年は組● 上尾かき
・<子どもの風景>教室に笑いと安心を● 河野修三
・<ちいさな教材・教具たち>そうだ、美術館でアニマシオン! きけわだつみのこえ! ● 佐藤広也
・<「学校メガネ」をはずしてみたら>学校メガネ考● 斉木 修
・<世界の子ども・若者事情>一人っ子政策と「生きる力」● 胡 晨
・<円窓より ジェンダーのまなざし>母の「働く」を学び直す● 中嶋みさき
・<書評>『民衆は学校とどう向き合ったのか』● 高野和子
・<読書と私>つまみ読みのススメ―私の読書事情● 花田譲司
・<子どもと本>フアン・ファリアス『日ざかり村に戦争がくる』● 川上蓉子
・<私の誌面批評>子どもの道草への寛容● 渡邉由之
・<教育月報>● 高津芳則
・<教科研常任委員会だより>
・<編集後記>


4月号  とびらのことば  ネガティブな経験が生み出すゆたかさ
■特集1 失敗と試行錯誤の教育学
・弱さと失敗をいとおしむ〈視まな線ざし〉● 庄井良信
・子どもの〝誇り〟の感情や生命をおしあげる力への共感を● 山﨑隆夫
・それをミスと見るか、チャレンジと見るか● 吉澤潤
・恥と失敗に育てられて● 田中良子
・賞のない歌声が残したもの● 佐々木孝夫
・不登校になったわが子が教えてくれたこと● 野村俊幸
・学校へ行けばだいじょうぶ――若い教師との往復メール● 大隅孝彦
・間違いに対する深い認識が積極性を生み出す――「教職論」の授業での学生の姿から● 今泉博

■特集2 大衆化する大学の苦悩
・大学の経営と教育││その苦悩と希望● 梅原利夫
・「ノンエリート大学生」の教育と支援● 児島功和
・発達障がい学生の実像と支援の実際││悩みの共有と対応への道● 西村優紀美
・教師が教師を育てる仕事に携わるということ● 山岡雅博

・<円窓より ジェンダーのまなざし>性的サービス労働へのまなざし● 杉田真衣
・<毎日がチャレンジ!> 啓介くんの小さないたずら● 望月日菜子
・<子どもの風景>それでも教育にイエスと言う● 松下義一
・<ちいさな教材・教具たち>君は原始人になれるか! ● 濱田郁夫
・<「学校メガネ」をはずしてみたら?> 学校の〝ヘン〟をコントする● 中山晴生
・<世界の子ども・若者事情>男女平等社会の実現は教育から● エニンジェ・アリーヌ
・<書評>乾彰夫編『高卒5年 どう生き、これからどう生きるのか』● 植上一希
      荒川智・越野和之『インクルーシブ教育の本質を探る』● 三木裕和
・<映画評>『小さいおうち』● 佐藤 博
・<子どもと本>関野吉晴『インカの村に生きる』『海のうえに暮らす』『極北の大地に住む』● 三輪ほう子
・<教育情報>就学援助・学校徴収金問題の現在● 古澤絵美
・<私の誌面批評>不条理と希望のはざまで● 山本ケイ子
・<教育月報>●高津芳則
・<3月集会のご案内>
・<『教育』読者の会>
・<教科研常任委員会だより>
・<編集後記>


3月号  とびらのことば  「震災後の子ども期」を思う
■特集1 3・11 3年目を生きる
・「先生がいるからね」――子ども・親の不安に何ができるのか● 鎌田雅子
・子どもたちの「声なき声」に耳を傾けながら● 鎌田克信
・津波によって失った自由を取り戻す● 阿部広力
・中学生だった私たちの伝えていきたいこと● 村井 旬
・「被災を生きる」教師たちのとまどい● 清水睦美
・岩手の現状をどう見るか――県教育委員長と岩手大学教育学部長に聞く● 八重樫 勝・新妻二男
・「測って食べる」「測って遊ぶ」なかでの保育● 齋藤美智子
・なみえで学び なみえで教え なみえを考える――「ふるさとなみえ科」の実践で子どもを育む● 石井賢一
・震災後3年を生きる子どもと教育実践の模索● 片岡洋子

■特集2 卒業式と日の丸・君が代
・子どもと創る卒業式――若い教師との対話● 大貫耕一
・遠くて近い日の丸・君が代問題● 大前ちなみ
・教育の「いのち」を奪う「国旗・国歌」の強制● 中村雅子
・学校における思想・良心の自由――君が代訴訟が問いかけるもの● 澤藤統一郎

・特別寄稿
早春賦の思い――教育の現状に寄せて● 大田 堯

・<「学校メガネ」をはずしてみたら?> いまは肉まんを食べることがすべて● 赤坂卓範
・<毎日がチャレンジ!> もう少し教師を続けてみよう● 管野あゆみ
・<子どもの風景>霜柱の詩● 山﨑隆夫
・<読書と私>『路傍の石』│父との対話● 國宗 司
・<教育情報>「モンスターペアレント訴訟」―教育紛争解決を考える● 武者一弘
・<私の誌面批評>「表現」と「対話」の憲法学習を● 澤野重男
・<書評>中山智香子『経済ジェノサイド―フリードマンと世界経済の半世紀』● 松浦 勉
・<子どもと本>グリーン『さよならを待つふたりのために』● 鈴木佐喜子
・<教育月報>● 高津芳則
・<3月集会のご案内>
2月号 とびらのことば● 危機の現実に立ち向かう憲法学習を
■特集1 改憲空間と教育の責任
・憲法の存在意義と現在の改憲問題● 愛敬浩二
・憲法を子ども・若者の希望とするために● 佐貫 浩
・憲法的授業空間をつくる● 子安 潤
・家族の視点から考えるシティズンシップ教育と憲法● 望月一枝
・いじめ判決書で学ぶ人権● 新福悦郎
・人権史の1ページとして憲法改正を学ぶ││公共性の高い憲法問題の授業のために● 杉浦真理
・沖縄の基地問題 現場と教室をつなぐ試み● 北上田 源
・自民党改憲草案が迫る公教育の変質● 世取山洋介

■特集2 子どもと放課後
・「子どもの放課後問題」素描● 増山 均
・秘密基地や道草が育むもの││遊びの場所と時間を保障するために● 本庄 眞
・ゲームの特性を学び つきあい方を考える● 今度珠美
・生活時間の変化から見る放課後● 濱沖敢太郎

・<「学校メガネ」をはずしてみたら?> 「え? それ本気!?」再任用講師の半年間● 谷口誠二
・<毎日がチャレンジ!> 価値のない人間なんていない● 篠田大輔
・<子どもの風景>2人の女の子● 糸岡清一
・<ちいさな教材・教具たち>「固定遊具」を見直そう● 横田誠仁
・<世界の子ども・若者事情>スラムの子どもたちに音楽をインド● 小林洋司
・<私の誌面批評>ええ旅しいや、中学生! ● 濵田郁夫
・<映画評>『かぐや姫の物語』 ● 佐藤 博
・<書評>児美川孝一郎『キャリア教育のウソ』● 長尾博暢
・      鈴木敏正﹃持続可能な発展の教育学│ともに世界をつくる学び﹄● 朝岡幸彦
・<子どもと本>ブイエー『テラプト先生がいるから』● 田代康子
・<教育月報>● 高津芳則
・<3月集会のお知らせ>


1月号 とびらのことば ●〝思春期の旅〟を支える中学校に
■特集1 現代の思春期と中学校
・思春期に向きあう教育実践の切り口――現代中学校教育の希望を探る● 福井雅英
・中学生が育つシーンに出会いたい││若い教師の「中学校日記」● 原田葉子
・中学生の声を聴く● 編集部
・「教師やからちゃんとせな」いうん捨てたら? ● 大野孝之
・中学生、震災のなかを生きる● 制野俊弘
・生徒会の自治を求めて● 長野浩三
・悩める教師たちへ――目線を変える11のフレーズ● 宮下 聡

■特集2 高校の特別支援教育
・高校の特別支援教育を変える三つのフレーム――参加、学びのユニバーサルデザイン、移行支援● 川俣智路
・「特別親切」、だから「特親クラス」● 竹本弥生
・「ひとりを大切」は「みんなを大切」● 上西祐子
・「特別」ではない特別支援教育● 島貫 学

・講座第2巻合評会
 『教育実践と教師 その困難と希望』を読みあい考えたこと●高田孝平・佐藤光音・大日方真史・石垣雅也

・<「学校めがね」をはずしてみたら?> ケイタはケイタ、「ケイタさん」じゃない● 霜村三二
・<毎日がチャレンジ!> 正解も道も一つじゃない● 佐々木彩乃
・<子どもの風景>心揺れながらつながりを求めて● 河野伸枝
・<ちいさな教材・教具たち>子どもたちに小さな詩集を● 泉 宜宏
・<読書と私>本との距離が縮まるとき● 三谷高史
・<教育情報>いまこそ憲法を読み深めよう―「教育子育て九条の会」のとりくみ● 石川喩紀子
・<私の誌面批評>教育権の所在を問う● 福岡篤紀
・<世界の子ども・若者事情>参加型支援を受け 夢をかなえてバングラデシュ② ● 東 宏乃
・<書評>民主教育研究所編『「環境と地域」教育研究の理論と実践』● 三石初雄
・<子どもと本>村中李衣『チャーシューの月』● 三輪ほう子
・<教育月報>● 高津芳則