18歳選挙権時代の主権者教育を創る 憲法を自分のに力に

著者
佐貫 浩[監修], 教育科学研究会[編]
出版社
新日本出版
発行年月日
2016/06/25
ISBN
9784406060356

多感な時代に社会・政治をどう学び、どんな力を身につけるのか――模索の中で貴重な成果を生み出してきた実践や教師の工夫、この国が様々な問題を抱える中で子どもたちがどんな目を社会に向けているのかも含め紹介する。教育の「中立」の名で学校に介入する政府の問題点、真の「教育の中立性」とは何なのかも解明した労作!

目次

  • 第1部 18歳選挙権と教育の政治的中立性
    • 第1章 高校生の政治学習と「教育の政治的中立性」――政治学習・憲法学習の新たな展開に向けて
    • 第2章 18歳選挙権と教育実践の課題
    • 第3章 高校生の政治学習・政治活動、「新通知」批判
  • 第2部 政治学習を切り拓く実践から
    • 第4章 18歳選挙権と模擬選挙――模擬選挙の課題と今後の主権者教育の展望
    • 第5章 「有権者教育」ではなく主権者教育を――人権としての政治参加の学習
    • 第6章 憲法改正を考える授業のつくり方――立憲主義に立った主権者を育てるために
    • 第7章 生徒どうしの討論空間をつくる――18歳選挙権のもとで求められる「市民性」を育てる
    • 第8章 貧困と福祉学習――「私」の価値を育む社会科教育を
    • 第9章 僕の“政治の授業”はどうだったろうか?――選択講座『政治・経済演習』を受講した卒業生との対話
  • 第3部 教育実践をいかに進めるか
    • 第10章 「教育の中立性」批判と真理探究の実践の正統化――「真理の代理人」としての教師論を手がかりにして
    • 第11章 授業における中立性と公正さ――憲法的原則と教育の原則
    • 第12章 教科書と教育の政治的中立――「学界の共有財産」と教師の専門性
    • 第13章 憲法的正義の継承と立憲主義の学習を土台に――「憲法改正論争事態」と教育の責任