学校の「男性性」を問う ― 教室の「あたりまえ」をほぐす理論と実践

学校は男女平等に見えて、実際には男性を標準とし、「良いこと、目指すべきこと」とされる基準の多くが「男性性」と結びついている。しかし教師はそれを意識することなく、当たり前に受け入れていないだろうか。学校で日々行っていることの多くが日本のジェンダー不平等の大きな原因なのかもしれない。学校の日常をジェンダーの視点から問い直す。

大江未知,虎岩朋加,前川直哉,教育科学研究会 [編] | 旬報社 | 2025/07/28

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教員不足クライシス ― 非正規教員のリアルからせまる教育の危機

全国の公立学校で2000人以上の先生が不足、公立小中学校教員の約6人に1人が非正規――
「先生不足」の大きな原因であり、
教育現場が長年“見ないふり”をしてきた非正規教員問題の実態とは?

「安上がり」な手段としてすすむ教職員の非正規化によって、
いま、日本の教育に穴があこうとしている。

教育現場の実態を、研究者、現場教師、ジャーナリストが明らかに!

山﨑洋介,杉浦孝雄,原北祥悟,教育科学研究会 [編] | 旬報社 | 2023/03/14

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みんなでつくろう! SDGs授業プラン ― ソーシャルチェンジのための「公共」「総合的な探究の時間」

地球の危機に立ち向かう主権者(シティズンシップ)を育てる!
高校・中学の授業づくりに最適。「公共」「総合的な探究の時間」など新科目でSDGsを授業する。

〈本書のポイント! 〉
◆4時間でコンパクトに伝える授業計画
◆授業づくりに役立つアイデアと実践15例を紹介!

池田考司,杉浦真理, 教育科学研究会 [編] | 旬報社 | 2022/02/20

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もっと! 少人数学級 ― 豊かな学びを実現するためのアイディア

40年ぶりに学級人数が引き下げられ、小学校で35人学級が実現することになりました。

本書は、全国各地で先行しておこなわれている少人数学級の実践現場から、その教育的意義と効果をレポートし、少人数学級運営の成功のためのヒントを提示。

20人以下の本格的な少人数学級実現のための方策についての提言をおこないます。

教育科学研究会,山﨑洋介, 山沢智樹 [編] | 旬報社 | 2021/02/20

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検証・全国学力調査 ― 悉皆式を止め、抽出式で3年に一度で

全国学力調査の実態を検証する、今教育に関係する方に読んでいただきたい1冊。

近年、全国で毎年小6・中3に課せられている学力調査のための学力テスト。
この学力調査が、子どもを、教師を、学校の日常を、さらに追いつめている。
発表される都道府県別順位や平均点で必然的に生まれる学校間、自治体間競争。
まったく豊かにならない子どもの学び。
どうして悉皆(しっかい)式だと問題が生まれるのか。何が問題なのか―――

吉益敏文,濵田郁夫, 久冨善之, 教育科学研究会 [編] | 学文社 | 2021/01/25

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コロナ時代の教師のしごと ― これからの授業と教育課程づくりのヒント

コロナ禍による休校が明け、現在、全国の学校現場でさまざまな新しい取り組みがおこなわれている。

不安な状態を生きる子どもたちへの対応と心理的ケア、また、社会的距離の確保や指導カリキュラムの再考など、各地の取り組み事例を報告しながら、コロナ時代の新しい教育実践の在り方を考える。

教育科学研究会,中村(新井)清二, 石垣雅也[編] | 旬報社 | 2020/07/27

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18歳選挙権時代の主権者教育を創る ― 憲法を自分のに力に

多感な時代に社会・政治をどう学び、どんな力を身につけるのか――模索の中で貴重な成果を生み出してきた実践や教師の工夫、この国が様々な問題を抱える中で子どもたちがどんな目を社会に向けているのかも含め紹介する。教育の「中立」の名で学校に介入する政府の問題点、真の「教育の中立性」とは何なのかも解明した労作!

佐貫 浩[監修], 教育科学研究会[編] | 新日本出版 | 2016/06/25

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教育をつくる ― 民主主義の可能性

教育の民主主義を創造する— 民主主義が「選ばれた独裁」に姿を変え、平和の名で「戦争ができる国」へと傾く時代に、あらためて問われる“教育”の重要性。

片岡 洋子, 久冨 善之, 教育科学研究会[編] | 旬報社 | 2015/08/26

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