学校や公民館などの教育機関は、本来は子ども、青年、地域住民の学ぶ権利保障のために設置されたものであるはずですが、その管理運営の仕方によっては逆に、子ども、青年、地域住民を管理したり教化する場にもなってしまいます。教育実践に自律性が求められる意味、及び教育実践の自律性を安定的に確保することのできる教育機関管理運営のあり方(民主主義のあり方)を、実践と理論の双方向から追及しようとしています。