中田 康彦 副委員長、「政治と教育」分科会世話人

所属 一橋大学
専門 教育法制、教育政策、教育行政
著書・論文

メッセージ

 教育研究は、研究者と実践家の協同によって築き上げられるものだと言われてきました。いわゆる研究者である大学人の使命は教育・研究活動とともに社会的貢献にあると思います。私の専門は教育実践そのものというより教育をとりまく制度的枠組みや力学です。それらを研究している立場から、教育に対して総合的・科学的に向き合おうとしている教科研で何ができるのか模索し、教科研に入っている人々、あるいは教科研に入るかもしれない人々に対し私が何をできるか、歩みながら考えていきたいと思います。

関連する教科研の本

大阪 ― 「教育改革」が問う教育と民主主義

地方発の「政治主導」改革は、「民意」と首長の強力な「リーダーシップ」を背景にいまや国政に影響をおよぼさんとする勢いである。教育への政治的介入を公然と主張し、教育目標は首長が設定するといった動きは、戦後教育行政3原則とされてきた「一般行政からの独立」を蹂躙するものであり、地方教育行政制度のみならず学校現場を破壊する危険性を秘めている。「教育改革」を掲げながらも、教育にとどまらない再編を企図する大阪の動きに焦点をあて、そこで問われている民主主義と教育の関係を考え直してみたい。

中田 康彦,佐藤 広美,佐貫 浩著, 教育科学研究会[編] | かもがわ出版 | 20120801

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