メッセージ
教科研の会員になって30年以上経ちます。数学教育協議会員(数教協)は45年間続けてきました。
数教協では、教科内容(横軸)やカリキュラムを、教科研では人としての成長や発達(縦軸)、社会の変遷、政治や社会課題を学び、両者が交錯する場で「授業つくり」「学級つくり」を行ってきたのだと思います。
私自身は小学校に籍を置いたことがないのですが、近所に住む孫が小学校(学年2クラス)に入学し、共働きの両親の代わりに何度か学校に出かけ、最近の「算数授業・教科書」に触れ、学校が取り組んできた「コミュニティスクール」実践を見て、保護者だけでなく、地域の商店街や卒業生(中学生から我々世代の年寄り)までが参加して学校を支え、盛り上げている様子は、私が通った1950年代とは明らかに異なる、否定的なことばかりでなくプラスに変化していることも知って、孫のお世話を愉しんでいます。