井上 正允 常任委員、中央線沿線『教育』読者の会事務局

所属 元 佐賀大学(数学教育) 、元 筑波大附属駒場中・高
専門 数学教育(最近は、算数・数学のつながり研究) 、小中一貫・連携
著書・論文

メッセージ

教科研の会員になって30年以上経ちます。数学教育協議会員(数教協)は45年間続けてきました。
数教協では、教科内容(横軸)やカリキュラムを、教科研では人としての成長や発達(縦軸)、社会の変遷、政治や社会課題を学び、両者が交錯する場で「授業つくり」「学級つくり」を行ってきたのだと思います。
私自身は小学校に籍を置いたことがないのですが、近所に住む孫が小学校(学年2クラス)に入学し、共働きの両親の代わりに何度か学校に出かけ、最近の「算数授業・教科書」に触れ、学校が取り組んできた「コミュニティスクール」実践を見て、保護者だけでなく、地域の商店街や卒業生(中学生から我々世代の年寄り)までが参加して学校を支え、盛り上げている様子は、私が通った1950年代とは明らかに異なる、否定的なことばかりでなくプラスに変化していることも知って、孫のお世話を愉しんでいます。

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教育科学研究会[編] | 旬報社 | 20130731

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