『教育』月報 WEB版 2019.07.16~2019.08.15

18日(木)
◆虐待などの理由で児相に保護された子どもたちが最初に身を寄せる「一時保護所」について、東京都第三者委員会、子ども管理のルールが「過剰な規制で人権侵害にあたる」と指摘(『朝日』。3月末都に提出された意見書)。

21日(日)
◆第25回参議院選挙、投開票。改憲勢力2/3届かず。投票率48.80%。18、19歳の投票率(選挙区、速報値)31%。

22日(月)
◆法務省有識者研究会、親が子を戒めることを認める「懲戒権」の規定と、子が産まれた時期によって父を推定する「嫡出推定」制度の見直しに向けた報告書。

25日(木)
◆全国高校校長協会(国公私立約5200校参加)、20年度から始まる大学入学共通テストで活用される英語の民間試験をめぐり、不安を解消するよう文科省に申し入れ。

29日(月)
◆「子どもの貧困対策大綱」見直しの内閣府有識者会議、子どもの貧困状況について改善しているか検証するための指標に新たな項目を追加する提言案。

30日(火)
◆NPO法人代表や弁護士有志、一部都立高校が地毛の頭髪でも黒く染めさせる生徒指導をしているとして、中止を求める1万9065人分の署名と要望書を都教委に提出。

31日(水)
◆文科省、全国の小6・中3を対象に実施した、今年度の全国学力調査結果公表。
◆東京都労働委員会、学習塾「公文式教室」の指導者が労働組合法上の「労働者」にあたるかどうかが問われた審査で、指導者を労働者と認める判断。

01日(木)
◆厚労省、18年度に全国の児童相談所が対応した児童虐待件数は、前年度比で19.5%増の15万9850件(速報値)。
◆「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」開幕(「情の時代」をテーマ。8月1日~10月14日)。

02日(金)
◆「あいちトリエンナーレ2019」を河村名古屋市長、視察。企画展の展示中止を求める抗議文提出。

03日(土)
◆「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が展示中止。
◆第51回全国保育団体合同研究集会(名古屋。~5日)。

05日(月)
◆河村名古屋市長、慰安婦問題について 「日本が強制連行した証拠はない」「表現の自由には一定の制約がある」(記者会見)。
◆大村愛知県知事、河村市長の一連の行動を「検閲ととられても仕方がない」。(市長の表現の自由発言は)「憲法21条に違反している疑いが非常に濃厚」(記者会見)。

06日(火)
◆原水爆禁止2019年世界大会・広島「ヒロシマデー集会」(広島)。

08日(木)
◆文科省、今春の大学進学率53.7%で過去最高(学校基本調査・速報値)。

09日(金)
◆原水爆禁止2019年世界大会閉会総会。「ナガサキデー集会」(長崎)。
◆大阪地検特捜部、「森友学園」国有地売却問題で、背任容疑や有印公文書変造などの容疑で告発されて不起訴になった財務省職員ら計10人について、改めて不起訴処分。

15日(木)
◆安倍首相、靖国神社に参拝せず、玉串料を納める。
◆韓国、光復節。

(高津芳則・大阪経済大学)