メッセージ
40年あまり都立高校の教師で、東京の「教育改革」が激しくなった時期に重なります。人事考課などでは研究会を立ち上げ、「日の丸・君が代」問題ではその渦中でした。こうした中で、東京の教育行政の問題について考えるようになり、今に続いています。
日本史の教師でしたので、家永教科書裁判以来の教科書問題、最近では都教委などによる実教高校日本史教科書に対する採択妨害と向き合ってきました。
安倍氏の「戦後レジームからの脱却」での「教育再生」、歴史修正主義の加速に危機感を持つとともに、市民革命的な動きにも注目しつつ、この社会での教育のあり方を考える毎日です。