『教育』月報 WEB版 2018.11.16~2018.12.15

16日(金)
◆全国医学部長病院長会議、性別による点数操作は許されないとする、医学部入試についての規範公表。

19日(月)
◆内閣府「地方分権改革」有識者会議、学童保育について、職員配置数や資格を定めた国の基準を事実上廃止する方針了承。

22日(木)
◆会計検査院、学校法人「森友学園」への国有地売却問題で、財務省の決裁文書改ざんを受けて実施した再検査の最終結果を参院予算委員会理事懇談会に報告。

26日(月)
◆中教審、「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン」答申。

29日(木)
◆全国私教連、18年度上半期の私立中高生の学費滞納と経済的理由による中退調査結果公表(記者会見)。経済的理由の中退、減少傾向。
◆自民公明の与党、衆院憲法審査会の開催強行。与野党の合意なく会長職権での強行開催。

30日(金)
◆東京都、子どもへの虐待防止を目指す条例の骨子案を公表。
◆フランス下院、親の子どもへの体罰を禁止する法案を賛成多数で可決。民法で、▽親が子どもに権限を行使する場合には暴力抜きで行われなければならない、▽親は「身体への暴力、言葉や心理的な暴力だけでなく、体罰や屈辱を与える行為」も行ってはならないーという内容。

02日(日)
◆大阪府、府内の公立小中学校への携帯電話やスマートフォンの持ち込みを来年度から認める方針(『朝日』)。

06日(木)
◆中教審「学校における働き方改革特別委員会」、公立学校教員の長時間労働是正に向けた答申案まとめる。21年度から1年単位の変形労働時間制の導入盛り込む。

07日(金)
◆東京医科大学、不正入試問題で17年度と18年度の入試で本来は合格ラインに達していた101人の追加合格対象者のうち、入学を希望した44人を合格とし5人を不合格にしたと発表。

08日(土)
◆岩手医科大学、金沢医科大学、福岡大学、記者会見。文科省の緊急特別調査で、特定の受験者に有利な扱いをしたとして「不適切」と指摘されたと発表。

10日(月)
◆来年10月に始まる幼児教育・保育の無償化をめぐり、政府と地方の税源負担協議、決着。
◆順天堂大学、不適切入試で記者会見。17、18年度の医学部入試で女子と浪人を合否判定で不利に扱っていたとする第三者委員会の第一次報告書を公表。「女子の方が精神的な成熟が男子よりも早く、コミュニケーション能力が高い。ある意味で、男子を救うためだった」。

12日(水)
◆日本大学、16~18年度の医学部一般入試で繰り上げ合格者を決める際、医学部卒業生の子ども18人を優先して合格させていたと発表。
◆聖マリアンナ医科大学、「文科省から、入試で性別や年齢によって差を付けていることが疑われると指摘された」と発表。同大学は問題ないと反論。

14日(金)
◆政府、沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設で、土砂投入を強行。
◆文科省、東京医科大の不正・差別入試問題を受け実施した緊急調査の最終まとめ公表。

       (高津芳則・大阪経済大学)