『教育』月報 WEB版 2022.09.06~2022.10.05

07日(水)
◆連合のシンクタンク「連合総研」、公立学校教員の労働時間調査の結果(速報値)公表。残業時間が1カ月当たり平均123時間で 「過労死ライン」月80時間を上回る。
◆文科省、大学設置基準(省令)を変える方針を中教審分科会に示し了承。

08日(木)
◆英国、エリザベス女王死去(96歳)。
◆衆参両院、安倍氏の国葬をめぐる閉会中審査。
◆大阪府教委第三者委員会、大阪府立高校2年の女子生徒(当時16)が21年に自殺した事案について、いじめが自殺の原因とする調査報告書公表。

09日(金)
◆厚労省、全国の児童相談所が21年度に対応した子どもへの虐待相談は過去最多20万7659件(速報値)。
◆東京地裁、東京医科大を06~18年度に受験した女性ら28人が大学に損害賠償を求めた集団訴訟。27人について受験費用や慰謝料として計約1826万円。女性差別の違法性はふれず。原告長谷川さん(医師)、「女性差別をして不当に扱ってそれが20万円で許されるのか」(記者会見)。
◆文科省、公立学校教員の採用倍率発表。小学校の採用倍率過去最低2.5倍。 ◆国連の障害者権利委員会、障害者権利条約の日本の取り組みを初めて審査し勧告を公表。
◆厚労省、21年国民生活基礎調査結果公表。「子どものいる世帯」で6割弱が「苦しい」。
◆公立学校の教師不足解消などに関する方途を検討する中教審特別部会、「中間まとめ」。教職員定数改善に踏み込まず。

12日(月)
◆北海道旭川市教委第三者委員会、旭川市の公園で昨年3月凍死体で見つかった市立中2年女子(当時14)が他の生徒からいじめを受けていた問題で、最終調査報告答申。いじめと死亡との因果関係を認める記述なし。今津市長、再調査実施方針。

15日(木)
◆文科省、「国際卓越研究大」認定基準案公表。

19日(月)
◆英国エリザベス女王の国葬(ロンドン)。
◆「教育変革サミット」(国連本部)。グテレス国連事務総長「教育に予算をあてることは各国政府の最優先事項に成らねばならない」。

20日(火)
◆第77回国連総会(ニューヨーク国連本部)。

21日(水)
◆NPO法人「POSEN」、日本学生支援機構の貸与型奨学金を利用した元学生らに生活状況を尋ねたアンケート結果発表。回答者の1割が「自己破産を検討したことがある」。
◆ロシア・プーチン大統領、ビデオ演説で「部分的な動員令」の発動を発表。

22日(木)
◆東京都教委、英語の「スピーキングテスト」を来春都立高校入試に利用すると正式決定。

27日(火)
◆安倍晋三・元首相の国葬(国葬儀)(日本武道館)。

29日(木)
◆永岡文科相、教員採用試験の早期化を実現するため、教委などと検討する協議会の設置へ。

30日(金)
◆文化庁、21年度「国語に関する世論調査」結果公表。

01日(土)
◆文科省、大学設置基準改定。

03日(月)
◆第210回臨時国会。岸田首相、所信表明演説。

(高津芳則・大阪経済大学)