学校の「男性性」を まなざし、語る会 12月14日17:30~ オンライン参加受付中! (会場満席)
教育科学研究会とplatform3の共同企画として、雑誌『教育』11月号特集”学校の「男性性」を問う”のトークイベントを開催します.
お申し込みはPeatixよりお願いします。
ただし、会場参加チケットは定員に達したため受付終了となっています。
オンライン参加は受付中です。
https://peatix.com/event/4188832
◇platform3 Instagram
https://www.instagram.com/plat_form3/
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学校の「男性性」をまなざし、語り合う 学習会のご案内
いつも私たちの活動を支えて頂きありがとうございます。
このたび、―学校の「男性性」を問うーをテーマに『教育』11月号を作りました。学校の「男性性」を教育現場の実践家と教育研究者が共同で執筆することは、今まであまりなかったので、読者や教育関係者から反響が大きく、とても励まされています。
そこで、書くだけではなく、執筆者全員で、書ききれなったことや、深めたい問題について語り合うトークインイベントを企画しました。東京・東中野駅すぐの独立系書店「プラットフォーム3」さんのご協力をえて、教育関係者や、学生、ジェンダー・フェミニズムに関心のある方々と出会い、考えあう会にしたいと考えています。
ジェンダー・フェミニズムには、様々な意見があります。学校の「男性性」を問うことは、今までの教育を問い返すことにもつながります。私たちのトークインイベントは、結論を目的にするものではありません。呼びかけ、議論を呼び起こし、一緒に考え続ける第一歩にしたいと考えています。
お忙しい時期だと思いますが、是非、ご都合をつけてご参加いただきますように、ご案内申し上げます。
詳細は、以下のご案内や、チラシ等をご覧ください。
また、様々な方々に転送し、広げていただけましたら、本当にうれしいです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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テーマ:学校の「男性性」を問う
日時 :12月14日(土)午後5時半(開場5時)から午後8時
場所 :プラットフォーム3(東京・東中野駅からすぐ)
オンラインあり
参加費:対面 2500円(ワンドリンク付き) ※先着10名(受付終了)
オンライン 一般2000円、学生無料 ※アーカイブ配信付き
趣旨
学校教育は、その誕生の歴史からみても「男性的」な営みである。日本のジェンダー教育研究は、女性教師の働き方、キャリア形成、大学進学率、性教育、教科書等々、様々な問題を明らかにしてきた。
それでもなお学校教育が内包する男性性を問うことは、困難だ。日本の学校は教師や子どもが論理や理性ではくみきれないからだを、持ち込む教室を想定していないし、学習とは理性、客観性、自立が重要だとしているからだ。さらに現在の新自由主義的な価値観は、、学校で獲得するべき力を、他者に対抗し、他者を上回る競争力だと規定する。競争に勝ち抜かなければ、学力もキャリアも獲得できない構造が強化され、私たちはいつの間にかその状況に慣れてしまっている。
子どもの声を聴きその感情や情動に応答し、共同の学びを紡ぎ出そうとする実践が学校を組みなおすものであることは疑わないが、学校体制の男性性への視座がなければ、誰のどんな声が奪われているのか気づきようがない。感情と情動にあふれ主観的で依存的な声を聴くことは教師の技量ではなく知見の問題でもある。
子どもも教師も命とからだを大切にして生きる学校を生むために、学校の男性性を考えてみたい。