3・11と教育改革 ― 講座 教育実践と教育学の再生 5
新自由主義によって分断され、自己責任の名の下に生存権すら奪われる脆弱化した日本社会に、東日本大震災が未曾有の被害をもたらしました。この危機にいかに立ち向かうべきか、渾身の力をこめて向かい合います。そして、いま、私たちの教育改革の基本的な方向と理念、それを担う力を明らかにしていきます。
教育科学研究会[編] | かもがわ出版 | 2013/12/01
教育実践と教師 その困難と希望 ― 講座 教育実践と教育学の再生 2
本書では、子どもたちの学習と成長・発達と安心の姿が、今日の学校でどのような子ども把握や取り組みを通じて、現実のものになるのかを「教育実践の姿」として示す。教師・教師集団が、「子どもたちの今日的な姿をどのように意味づけ可能態としてとらえているのか」「そのどこに実践的見通しへの契機をつかんでいるのか」「どのように実践は前進して、困難を希望に転化しているのか」を実践における、取り組みと子どもたちの姿として具体的に示した。
教育科学研究会[編] | かもがわ出版 | 2013/06/01
子どもの生活世界と子ども理解 ― 講座 教育実践と教育学の再生 1
子育て・教育の実践や研究にとっても、教師の生き方を考えるうえでも、避けて通れない根本問題――子ども理解への接近を試みる。
教育科学研究会[編] | かもがわ出版 | 2013/04/01
大阪 ― 「教育改革」が問う教育と民主主義
地方発の「政治主導」改革は、「民意」と首長の強力な「リーダーシップ」を背景にいまや国政に影響をおよぼさんとする勢いである。教育への政治的介入を公然と主張し、教育目標は首長が設定するといった動きは、戦後教育行政3原則とされてきた「一般行政からの独立」を蹂躙するものであり、地方教育行政制度のみならず学校現場を破壊する危険性を秘めている。「教育改革」を掲げながらも、教育にとどまらない再編を企図する大阪の動きに焦点をあて、そこで問われている民主主義と教育の関係を考え直してみたい。
中田 康彦,佐藤 広美,佐貫 浩著, 教育科学研究会[編] | かもがわ出版 | 2012/08/01
新採教師はなぜ追いつめられたのか
念願の教職についてわずか半年、三人の新採教師が自ら命を絶った。なにが彼女らを追いつめたのか?今、教育現場を取り巻く過酷な現実を洗い出し、再生への道を探る。
久冨 善之,佐藤 博[編著] | 高文研 | 2010/03/01
現実と向きあう教育学 ― 教師という仕事を考える25章
教育見解と提言をまとめたもの。「教育実践において子どもを理解するとは」「職場の同僚とどうつきあうか」「新自由主義“教育改革”と教育実践の課題」など、25の視点から読み解く。
田中 孝彦,藤田 和也,教育科学研究会[編] | 大月書店 | 2010/02/01
保健室と養護教諭 ― その存在と役割(『教育』別冊)
日本独特の発展を遂げた保健室と養護教諭。現場の実践記録をとおしてその全体像と役割を描き出すとともに、今後の養護教諭のあり方を考える。雑誌「教育」で大きな反響をよんだ特集に大幅加筆した別冊です。
藤田 和也,教育科学研究会[編] | 国土社 | 2008/02/01
