学校 ― 現代社会と教育3
学校が人間発達や社会進歩に積極的な役割をはたすという理念は、かつて多くの人によって受け入れられていた。しかし、いま学校は、人間の成長に対する抑圧機関だという批判にさらされている。学校に希望はないのだろうか。もし学校が新しい価値を持ちうるとすれば、それはどのようなシステム原理の再構成によってであるのか。この巻では、現代日本の学校の変革の可能性を、新たな分析の論理によって指し示そうと試みる。
教育科学研究会[編] | 大月書店 | 1993/02/01
社会認識を育てる社会科の創造
社会的状況を反映する教材を選び、内容を吟味し、実態にあった社会科をめざす教育を明らかにする教科研の新しい社会科の授業書。
教育科学研究会・社会認識と教育部会[編] | 国土社 | 1991/11/01
子どもの権利条約 ― 学校は変わるのか(『教育』別冊4)
子どもに対し抑圧的である学校・教育の場に於て「子どもの権利条約」はどう捉えられるのか。校則、体罰等の問題と社会的課題を追求。
田沼 朗,柿沼 昌芳,三上 昭彦,教育科学研究会[編] | 国土社 | 1991/08/01
不登校・登校拒否は怠け?病い? ― その「対応」を探る(『教育』別冊2)
不登校・登校拒否の問題に家庭・学校で現実に取り組んでいる父母・教師などが想い・悩みを語り、登校拒否への対応を考える。
横湯 園子,教育科学研究会[編] | 国土社 | 1991/04/01
わたしたちの「子ども讃歌」 ― 子どもたちの心の扉を開こう(シリーズ・家庭と学校を考える)
宇田 川宏,教育科学研究会[編] | あいわ出版 | 1989/05/01
新学習指導要領をのりこえる
教育・学校はどうなる。道徳・特活、社会科解体、日の丸・君が代、生活科の登場、国際化、伝統文化等々…。改訂のねらいを突き新指導要領を批判する。 学習指導要領の改定により、「新学力観」と言われるものが学校現場に導入されようとしている。今なぜ「新学力観」なのか。「新学力観」が教育現場にもたらす影響を分析し、それを乗り越える学力論と教育実践を展望する。
山住 正己,梅原 利夫,教育科学研究会[編] | 国土社 | 1989/03/01
教科書問題と杉本判決 ― 『教育』1970年8月増刊号(ほるぷ現代教育選集28)
教育科学研究会[編] | ほるぷ出版 | 1984/04/15